大阪校・教養塾(57)
「家の中にあるものが美術館と繋がる7つの方法」
9月25日(土)
榊田未央
復習して頂いたカトラリーにカップ·グラスは、全てが一流品だった。食べるという行為を通じて、実際に一流品に触れさせて頂けるのは、有難いこと。その歴史を知ると、それを選び、メンテナンスし、使ってくださるホテルやレストランに感謝の気持ちが生まれます。ただ、食べている場合ではなかったです。
榊田未央
京都迎賓館は、まるで今までの実力テストのよう。勉強しないと、敬意も払えないのだと気付きました。きっとついていけないことだらけだけど、今の自分で、今感じることを大切にします。
榊田未央
言葉の持つイメージを、出来るだけ明確にしたいと日々考えます。リストランテ·アルマーニは、私の「洗練」の言葉のイメージそのものでした。自分で完璧主義は無理でも、引き出しはたくさん持ちたい。
リストランテ·アルマーニに溶け込む女性は、どんな人なのだろうと、もう妄想が始まっています。
本村真里那
久しぶりに、先生が正面に見える席に座った。
先生が笑った瞬間にクロスした足が、膝が伸びていて弧が2つ重なったような美しさだった。人の足ってそんな風になるものだと初めて知った。
笑う瞬間は無意識。少しずつでも、まずは意識するところから初めてみる。
しまぴょん
【復習するは我にあり】
汐留美術館で開催していた和巧絶佳展。オンラインガイドツアーで見て、山本茜さんの、ガラスの中に浮いているような截金を絶対見てみたいと思っていた。12月5日迄、大山崎山荘美術館で開催。図録やポスカは写真の大きさでイメージ違いをしてしまう。見てから買うものだと実感。深堀隆介さんの金魚も糞の影や、落ち葉が落ちた波紋で時間経過まで表現。これは神戸ファッション美術館に行かねば。(現在展示会中)山荘の雰囲気と作品が相乗効果で素敵。舘鼻則孝さんのヒールレスシューズを履ける体験も抽選で。
そして皆が遠い目をした、遠足の泉屋博古館では木島櫻谷展。ガラスの自動扉を入る前からすでに猛鷲波濤図のド迫力。なのに日本のミレーのような帰農図の優しい眼差し。この差が年齢なのか。泉屋ビエンナーレいいよと聞いたので、復習もかねて、世界に誇る青銅器コーナーへ。すると、佐治真理子さんの作品が可愛すぎて気を失いそうに。私だけでなく、連れもおかしくなってしまった。これは真理那さんに言わなくちゃ。先生の血と汗の結晶、青銅器路線図の復習も兼ねて、京都に来られた際は、是非おススメ。