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大阪校・教養塾(64)
「『人に関心がない』を抜け出す7つの方法」

4月23日(土)

田村信之

【基礎は、達人でないと判断できない。】
地元の地名、通り名の路線図が貴重な体験となった。大枠をとらえることが上手な勉強の基本ではあるが、その基本に自分でたどり着くことはとても難しい。必要な情報を仕分け、不必要な情報を思い切って省く。基礎とは趣向の一つであり、趣向を貫く潔さを感じた。

しまぴょん

【ヘレーネ妄想】
どんなに恵まれていたとしても虚無感や絶望感にさいなまれることはあるだろう。子供の教育や蒐集に向かったもやもや。無名のゴッホの『悲しい老人』に出会うまで、自身の心の奥底にあるものが何なのか、はっきりとわからなかったのかもしれない。
 はたしてジョークか。そもそもジョークは本心あっての上面を軽妙になぞる。親が決めた結婚、相手は仕事ヤリ手、華やかな生活。祝いの席の子供の前で渡されたらフリでも喜ぶだろう。もうどうでもいいのかも。絵を前にして、絶望や悲しみや虚無感が結晶化されて現れた。そんな作家に出会えた喜び。しかもパートナーによって。反応するということはパートナーも同質のものを持っていたということ。成功には女性性が不可欠。夫婦仲が良ければ財も回る。彼女は100年先を見据えていた、また子供に一流の教育を与え、自らも学んだのは凄い。知ることが楽しかったのか、いや、自分を持て余し、強烈に救いを求めていたのだと思う。ゴッホのように。
 勝手な妄想に入り込んでしまった。

しまぴょん

【ようおかえり】
師匠が講演先でとうとう入院され、視力を失いかけていたとき、
周囲が変わりばんこに読み聞かせに行っていた。
人が途切れることはなかった。
お好きだと聞いて、行く友人に河井寬次郎の『いのちの窓』を預けた。
よろこんだはったよ。そう、それはよかった。
 陶芸作品より詩が好き。記念館は学校の側にあった。
こころが柔らかになる落ち着く場所。
超俯瞰で見ることのできる人。おおらかというより達観。
一番好きなのは、
 鳥が選んだ枝 枝が待っていた鳥
                 河井 寬次郎

葉志子

悲しい老人
に出会わせてもらえました。
家にあるゴッホとテオの物語を読み返して出会い直せました。

中谷先生と絵本を閉じたその先の物語を辿れて
絵本が分厚くなりました。

悲しい老人を観たくて仕方がないです。

しまぴょん

【ここに、この方を】
中之島クルーズで話題沸騰してしまった太閤園の前に、5年ぶり藤田美術館がオープン。
なんとチケットカウンターレス、説明文もなし。そこまでするのは、デジタルツールをカバーするのが人だから。そしてみんなが、藤田家の倉に入る。 曜変天目茶碗展示は6月30日迄とのこと。御前の名前の名物茶入れあり。お庭が藤田邸跡公園と直結。高野山の多宝塔。山田寺・東大寺の礎石。普通ないよね。今丁度、花々が咲き誇っていた。
 一番感激したのはカフェのサービス。本気のお抹茶。美しい方が一人づつたててくださった。しかもバラバラ初見の相手に合わせた会話をしながら作家もののお茶碗で。列で並んでおられるのに。左手の置き方で相当鍛錬されておられるのが滲み出る。お点前は怖いくらい人格が出る上にこの接客。ここを心底愛しておられるんだなあ。
 見るべきは、ここにこの方を置いたこと。ずば抜けて凄い。しかもお団子セットは500圓也。意味わからん。
京阪でそのまま行ける中之島美術館でモリディアーニも堪能してください。

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