大阪校・美意識塾(13)
「美術を読むことができる7つの方法」
9月14日(土)
白 謙治
人間力を向上させるために、礼儀と教養を学ぶ必要がある。礼儀は学べば学ぶほどルールが増える。教養は学べば学ぶほど美意識を高める必要がある。これらのことに気づくことで謙虚になって人に教えてもらおうとする姿勢になれることを学びました。
美意識を意識していなかったためにたくさんのチャンスに気付けていなかったと感じました。
しまぴょん
「長谷寺に遠足塾。」って聞いた瞬間、超嬉しすぎ、「遠いっす。」
と全く逆のことを口走ってしまった。奈良の南の方だから嬉しくて。あまのじゃっきーすいません。
奈良から大阪はナラリアンは近いのに大阪人は遠いらしい。
近鉄&南海は遠く感じるのかな、私は近畿どこでも行くけど。
梅田から長谷寺駅まで乗車時間は1時間半位なので屁でもありません。沢山N本読めます。
近くに女人高野、室生寺(日本最小五重塔・行くなら竜穴行かれたし)も
三輪山もありんす。(=大神神社は注連縄、岸和田のが上がっていました。)
鶴橋からすぐなので帰りは焼肉など。K‐POPグッズもそろってます。(聞いてない)
ご参考「見物記 ゴールデンガイド篇 いとうせいこう・みうらじゅん著」
タクシーを獅子って。仏語って大好き。
咲子
「スペイン写実」と聞いて、はっと、なりました。
スペインの画家は、ベラスケスしか知らないし、
写実は、ミレーやクールベしか思いつかない。
他にも知ってるかもしれないけど、分類できていないので、引っかからない
好きなものの中から、より好きなものを選択するのは、楽しいけど
知ってるものの中から、好きなものを選ぶのは、好きだと言わされている感がある。
語彙が少ないと、深く考えられないと以前に習ったけど、
知識や体験が少ないないと、自発的な好きという、心地いい境地にも立ちにくい。
と思った。
しまぴょん
1年くらい前、国立国際美術館の展示で映像作品があった。『フローラ』である。
何気に見ていたら、ラストは泣いていた。ジャコメッティゆかりの女性ドキュメンタリー30分。
今、B3階で『ウィーン・モダン』展を開催しているが、B2階で『ジャコメッティとⅡ』を同時開催。
『フローラ』も上映されていた。是非奥まで行って。(~2019年12月8日迄)
そこまで愛せる人に出逢ってしまった不幸という幸せ。「ママ」と発した瞬間に人生が昇華した。
今日は勝手にBGMをつけた。ユウサミイ『しあわせでありますように』祈るようにまた、涙。
しまぴょん
堺市立文化館にドイコレクションのミュシャがある。(堺アルフォンスミュシャ館)
昔、天保山サントリー美術館のミュシャ展で、四方を作品で取り囲まれた空間の真ん中で失神しそうに。
大好きでチェコのミュシャ美術館まで行ったが、作品は堺のほうが多くて驚いた。
ジョジョ系の絵を描いている甥が、珍しくミシャ展のチラシに反応。早速連れて行った。
ダークな絵が好きなのに何でかなって観察していたら、サラ・ベルナールのメディアなど暗い絵に反応。
初期の頃からこの瞳の書き方をしていたのだな。私はスラブ叙事詩より美しいポスターに行ってしまう。
美しいものの裏側に潜む怖ろしさを、甥は本能的に観ていたのだ。バックの細かい書き込み図案を見て「俺もこんなん描くっ」
サラ・ベルナールがミュシャと契約したのは50歳位。当時の50は今の65歳位だろうか。
女優で自分の劇場もつって。体力維持もメンタルも凄い。死ぬ気のど迫力やったんやろなあ。
気に入りすぎて「俺、誕生日やねん。」もじもじしている、声変わり中の甥に画集をプレゼント。
もう一緒に行ってくれなくなるのかな。先生が前に『愛するとは、愛する人の成長を見守ること』実感。
次に行った堺市博物館。前で「俺はこんなクオリティの低いものは嫌だ。」と顔出しパネルの写真撮影を拒否。よく言うよ全く。可愛いから許す。