大阪校・美意識塾(32)
「美しいものに出合う7つの方法」
5月8日(土)
榊田未央
レポートの書き方を習っても、まだいらない文章を書いてました。
前回の半泥子さんと魯山人さんの共通の美学は、無駄な手間をかけないこと。
まずは、感想を短くします。
しまぴょん
可愛い盛りの3歳で、真っ赤な躑躅を見て美に生きようと決めるほど、激烈な家庭環境だったなんて胸が痛む。
性格がひねくれてるのもしかたない。必死で美だけを頼りに生きてきたから、中途半端なものを許せなかった。
昔誘われて沖縄のNPOの方の講演に行った。15年フォスタープランに参加していたのに、聴いていて最初から最後まで泣きどうしだった。空腹を満たすためシンナーを吸う子供。そこまでとは。実際現地の子供達と生活をともにして、きちんと寄付の道筋をつけて活動しているとの説明だった。お金を払って終わらせて、もうしんどくてそこまで知ろうとするのを辞めていた。
行きに石水博物館で買った半泥子の本を読んで行った。半泥子が魯山人を訪ねるシーンがあった。語り明かしたとあったけど、この半生を知って、真逆の環境の2人の美の境地への辿り着き方が、いろんな道があるけれど、生きるテーマを全うしていたら、最後は同じ頂きを味わえるのだと、もっと感慨深いものになった。
本村真里那
【美しいものに出会い続けると、気付きも深くなる】
前回の塾の前にはコシノヒロコ展に通っていた。
今回の塾前は一度も行けなかった。
気付きが浅くなってるのを痛感した。
田村信之
【心を感じると、教養になる。】
畳がじわっとしみ込んできた。作法と作業は違う。作法は「心得る」ことで、思いやりがある。作業は無味乾燥で、表面の形式をなぞるだけ。学校の勉強にも心を感じ、作法を伝授できるよう修練を積みたい。
榊田未央
【削る美学を知るには、量をこなすことだ。】
手数が少ないのが美しいと語る境地は、圧倒的な量をこなし、要らないものが瞬時にわかるところまで来た人がいえる言葉だった。結果だけ、真似するところでした。書く量を増やします。