大阪校・美意識塾(64)
「多くのカメラを持つことができる7つの方法」
1月14日(日)
榊田未央
年始にゑり善さんへ、お仕立て上がりの着物を受け取りに伺いました。今日はその着物で参加、感無量でした。ピンクからパールベージュへ染め直ししていただいた色無地は、母の嫁入りの際に持ってきたもの。40年以上前の着物が、まるで新品のように、生まれ変わりました。後染めの着物を染め直しできること、裄や身丈の寸法直しができること、襟の形状を変えられること、胴裏や八掛を新しいものに交換できること。相談に伺ってから6ヶ月、一から丁寧に教えていただきながら、一緒に作り上げていただきました。私が着物を仕立てる日が来るなんて、天国の母が一番驚いているでしょう。遠足塾でゑり善さんに伺ってなかったら…。20年後には、もう少し深みのあるお色みに、また染め直して大切に着たい。勉強が、母との思い出を、繋げてくれました。
南無陀
「卵の割り方ひとつに、人の業、生き様がでる」
生きることは大変だなと思いつつ、
こういうことを学ぶ機会がある自分の人生の幸運さに感謝したいです。
南無陀
風呂上りにドライヤーをかけました。
地肌が乾くのを感じました。
自分を大切にするとは、こういうことだと思いました。
榊田未央
勉強には、時間のかかるものと、すぐ結果の出るものがある。卵力はまさに後者で、教養の学びは時間がかかるけど、生活力の学びは今日から即戦力となる。生活力の向上が、時間とお金の節約になり、その分勉強にまわせるスパイラルに入ることができるのでした。学びはどちらか一方だけでなく、そのバランスが大事。日常生活の工夫ができる人が、工夫力のある人になるのだと感じました。
田村信之
帰ってパックの卵をチェックしたら、教わった通りでした。今まで観察していなかったです。また生まれ変わりました。
榊田未央
20代の時に買った、「初めて台所に立つ人の料理基本」という本を見直すと、授業で習った卵の扱いが書いてありました。買ったころは食材のページをとばして、すぐレシピに走ってしまってました。その道のプロとは、素材をよく知る人のことでした。サービスも、「人間」をよく知る人がうまくいくのだと感じました。