前日のNHKカルチャーの先生の話を聞いていい講義だなーと思っていたところ、さらに続きの本質的な話をしていただきました。
付加価値で稼ぐ。開発が一番儲かる、それには文化力が大切とのこと。なるほど。
ちょうど新しいビジネス展開考えていたので、「いただき！」と思いました。
ホテルやレストランは夫婦で行くときは一流のところに行くように心がけてましたが、一人で行くときはジャンクフードでビジネスホテルでした。
これからは一人でも一流のところに行きます。
ロッシーニ風勉強になりました。三日前にオペラに行った直後なのでより感銘しました。
絵画鑑賞、音楽は美しいだけではだめ、自分のキャパを広げるために見る、を実践します。
この日の塾が終わった後、京都に行って一人食事を楽しみました。

自分だけ高級ホテルに一人でも泊まろうと思っていたら、妻から「今度の私が行く塾の時、一人で高級ホテル泊まるから」と先手を取られました。

工場を経営しているので、リアルにイメージできました。
先生が仰るように、いま注目されている企業さんは中小でも、儲からない製造の部分は限りなく機械化し、デザイナーをいれて開発の部分を手掛けてらっしゃいます。そういう会社には人手不足といわれる中、どんどん人は集まっているし、会社も成長されている。どれだけ技術があっても製造発想ではなかなか抜け出せません。なぜ、抜け出せないかがわからないのですよね。納期納期で、勉強する時間も少ないですから。文化の勉強なんて、なんの役に立つの？というのが今の疲弊している製造業の根本発想です。
工場をこのモデルにするには確かに時間はかかりますが、だからこそ今すぐ手をつけなければいけない。
目の前の仕事と直接関係ない文化を勉強するのは、これで良いのかなと抵抗感がありましたが、迷いがなくなりました。

学びと愛情はセット。
経済と効率はセット。
経済や効率も生きていく中で、仕事をしていく中で、大事でもある。
今の自分は、何を捨てて、何を選んでいるか。
きちんと自覚して、目指している方向とあっているか。
自分と話し合いながら選んでいきたい。