師から受けるものは衝撃。衝撃とは何か、自分が思いもよらなかったこと、自分の想像を超えたものを知った瞬間に受ける抵抗、もしくはパニックだと思う。
衝撃を受けるためには、ある程度確立された自分があること、そして自分と先生の違いがどれだけ大きいかに気付くこと。
先生は、私が既に持っているもの・喜ぶものではなく、私にとって不足しているもの・異質なものをぶつけてくれる。
衝撃を受けなければ、数年後も私の未来はなんとなくこのままで、想像範囲内。
抵抗を減らし、ゆだねて吸収していったら、どんな私が生まれるのだろう、予測不可能な楽しみです。

詩とは何か、魔法の言葉だよ。という先生の言葉に、そうだな。と思いました。
形式やルールはなく、全くただの文章でも、読んだ私の心が、いいなと感じたなら、それは作品として成り立っていると思う。
文章ならそう寛容に受け止められるのに、絵画やオブジェクトは、なぜ「こういうものでしょ」という決まりからはみ出ると、受け入れられないのか。
結局のところ、絵画その他芸術作品について、私はよく知らない、親しんでない、愛が足りないのだと思いました。
よく知らないものは、愛せません。
逆にいえば、深く知ってしまえば、あらゆるものは、愛さずにはいられないのではないかと思いました。

私は２０年以内に達成したい目標があり、先月５年目に入りました。
スピードアップするためのヒントが欲しくて、初中谷塾参加でした。
自分はどの程度の人間なのか、確認出来て良かったし、悔しかったです。
くやしい、という感情を持てるようになったのは丸三年前です。
本当に自信のない人間は《悔しい》とすら思えません。
２７年間中谷さんの本を読み続け、ある特技に気づきました。
かなりの忘れん坊さんです。だからまた中谷本を買ってしまう。
これからもよろしくお願い致します。

辛いときこそ、より学ぶこと、学び続けることを意識する。というのを認識できました。一番苦しい時にだけ、感じられることや出会いがある。抜け出すことばかりを考えていましたが、少しはその状況を楽しもうと思います。