成功塾(99)
「アウェーに強くなる7つの方法」
4月29日(土)
灯香
朝のTV時間枠の話で、「どうせ最低なんだから、好きなことやればいい。」という言葉がありましたが、これ大好きです。
言い換えれば、「私は取り立てて何もできないし、だったら好きなことやっていようかな。」という感覚です。
「できる」より、「私は何もできませんけどね。」からスタートしたほうが、自由で、軽やかに楽しくなるのは、とても不思議でした。
灯香
聖と俗、両方がある都市は栄えるとのことでしたが、私も人間として、そう在りたいと憧れました。
どちらも自分の中に抱え込めて、楽しめたなら、とても魅力的で大きいと思う。
そんな人に会いたいし、そんな人になりたいです。
飯岡 啓朗
「社交力 = 初めて会った人を,一瞬で味方につける力 」
ナルシストではなく,ナルシシストだった。
自分がいかに言葉を,正確に覚えていないかが分かった。
言葉を,勘違いして覚えてしまっている。
私が予備校で受験生に数学を教えていて感じることは,生徒が定義をきちんと覚えていないことである。
大学側もそれを察知したのか,「三角関数の定義を述べよ(東大)」「有理数の定義を述べよ(慶應)」という出題が相次いでいる。
数学の場合,定義を正確に理解してないと「○○が△△のとき,□□が有理数であることを証明せよ」と出題されたらもうできなくなる。
何を証明すればよいのかすら分からないからだ。
中谷先生は,社交力は,初めてあった人を一瞬で味方につける力だと言っていた。
例えば,初めてあった人が微分の定義をスパッと言えたら,「あれ文系なのに,すごいな」となる。
この人は,ちゃんとしている。学生時代から今までずっと勉強し続けてきた人だと信用できる。
少なくとも,数学の関係者はそう思う。
この,見る人が見ればわかるということが非常に重要だと考えている。
だから,中谷先生は「自分の専門以外の用語を覚えれば,チャンスをつかめる」と言っているのだと感じた。
今日の授業を受けて,自分の語彙力が話にならないレベルだと分かったのでどうにかしようと思う。
飯岡 啓朗
授業の最後に詩の朗読を再開してくれたのはありがたかった。
というのは,数か月前にハルキ文庫の詩集を片っ端から読んでいたのだが,10冊目くらいから飽きてやめてしまったのだ。
何日か前に,中谷先生のレターで「詩は,声に出して読むことで意味が分かる」と書いてあった。
飽きてしまったのは,音読しなかったことが原因だった。
坂村真民先生の有名な言葉で,「念ずれば 花ひらく」というのがある。
坂村先生は生前,「念ずれば 花開く」と街で見かけるとすごくガッカリしたという。
これは「念ずれば 花開く」ではダメだそうだ。
「念ずれば 花ひらく」の八字十音でなければ言葉として霊力を持たないそうだ。
私には,未熟ゆえになぜなのかが分からない。
どうすればこうしたことが分かるのだろう。
詩の勉強をしようと思ったのも,このことが始まりだった。
中谷先生の詩の朗読に刺激を受けたので,またハルキ文庫の詩集を再開しようと思う。