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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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教養塾(11)
「文化を通じて出会いが生まれる7つの方法」

5月20日(土)

エミ

オーディオガイドを聞いても、楽しさを見いだせなかった絵巻物。初めて興味が持てたことに感動しました。
受け身だったからかもしれません。教わるだけじゃなく、自分で調べて楽しみを見出す工夫も必要なんだと感じました。次の休みは、上野で決まり。

灯香

「1人真夜中に、コーヒーが沸くのを、待っている間に描いてしまうような絵。」この感覚がとても好きです。
とてもプライベートで、自分もしくは、だた1人に宛てて描いたような作品。
作品にも、真夜中のコーヒーのような、静かで、とても親密な気配があると思います。
そんなものを、お互い交換しあえる関係が増えたなら、とても豊で幸せなのではないかな。
下手でも、趣味でさえなくても、ほんの落書き程度でもいいから、もっと頻繁に、子供の頃のように、描いたり作ったりして、自由に個人的に、遊びの交換をすれば良いのだと思いました。
子供の頃は、交換日記もありましたし、ノートを破った手紙にイラスト書いて渡したし、踊ったり歌ったり、絵具借りたり、いろいろ楽しかったな。
ただ自分と、そのとき一緒に過ごしてくれた相手のために、時間と想い、凝縮された大切な瞬間を、自分のものにするために、もっとそんなことをして遊びたいと思いました。

灯香

私は、絵そのものというよりは、作品が生み出された背景に興味があるのだということが、先生のお話を聞いていて気が付きました。
その人がどんな人で、どんな経験をして、それ故に、どんな作品が生まれたのがということを知るのが、とても面白いです。
実際にその人が描いた作品を見ながら、画家の人生の話を聞いていると、本当に面白いし、この1枚の絵の中には、そんな人生が含まれていたのだと感じると、目が離せなくなります。
こんな授業は、とても面白いです。もっと、聞きたいです。
次回の教養塾も、とても楽しみです。

灯香

先生の塾は、ホグワーツ。魔法学校、そうなんだ。と単純に納得していました。
でも、そういえば、魔法学校とはどういうことだろう?と改めて考えたら、わかっているようで、わかっていませんでした。
科学・芸術・哲学・宗教、そして究極は魔法。
魔法とは、何かの自分の意志・行動により、対象の状態を変えることだと思います。
そればらば、今自分に与えられている環境・素材を使って、自分の自由な理想の世界をどうやって出現させるかという魔法を、日々学んでいるのかな。と思いました。
理想の世界という大きな魔法から、もしくは、今この瞬間を楽しくするための小さな魔法まで。
生きるために生み出されるものが、科学や芸術その他なら、そうか、自分にとってより生きやすく面白く、鮮やかな世界に変えたい、目指すところは究極魔法なのだなと思いました。

灯香

何を見ているのか自分でもはっきりしない意識のままに、なんとなくいいなと感じ、ぼうっと目が離せない、そんな瞬間。
それが芸術の対象になるのなら、私の中にもたくさんあるな。と思いました。
そんなときは、うまく言葉にもできないし、説明ができない。
どんな意味があって、何を伝えたいか、明確に説明できないと作品とは言えない、今までそう思っていました。
説明できないことは、ただの雰囲気、1人で味わうのは良いけれど、それを表現しようとするのは無駄でしかないという思い込みがあったように思います。
でも、現代美術が、感覚や雰囲気を表現し、不特定多数向けではなく、個人の内面から生まれたプライベートなものならば、上手く言葉にもできなくて、もどかかしく苦しい、でも自分の中に残って、なんとか捕まえたい感覚の断片をこそ、表現するべきなのだと思いました。
とても、難しいことではありますけれど、幸せで濃密だと想像しました。

稲垣桃子

美術系の学校に通っていたので、8年間、美術や服飾に関する専門的な授業を受けていましたが、中谷先生の講義内容にはどの高名な先生とも違う魅力があり、記憶に残る、楽しい時間です。美術館の録音ガイドとして聴けたら、本当にいいでしょうね。

焼き鳥さん

芸術を通して弾む会話には、その人の姿を感じることができるから楽しい。鑑賞にとどまらない芸術との関わり方を学ぶことができ、より楽しい会話を味わえます。美味しい食事も作りたくなりました。

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