教養塾(5)
「知ったかぶりで恥をかかない7つの方法」
11月19日(土)
エミ
海外を旅して、映画3本観れた教養塾に興奮しました。芸術は、画家の物語を含めて楽しむと何倍にも楽しさが増えるんですね。ユトリロの話は気持ち悪くなりましたが、どんな白なのかを生で見てみたいです。
灯香
葛飾応為の絵に、本当に見とれてしまいました。
こんな絵があったなんて、先生、有難うございます。
先生が教えてくれなかったら、一生見ないままで終わるかもしれなかった1枚です。
画家の知名度は、好きな絵かどうかに、まったく関係ないのですね。
展覧会に行くかどうかを決めるのにも、画家の名前で判断してしまったりします。
それは、とてももったいないことをしているのだなと思いました。
灯香
好きだと感じる絵は、自分がその中に入り込める感覚があります。
だから、ずっと見ていられます。
反対に、嫌いと感じる絵は、入り込むことができません。
世界を共有できない。
その辺が、先生の言う「感受性」で、自分とは違った感覚を受け入れる力なのかなと思いました。
灯香
この写真のアルハンブラ宮殿、とても好きです。
青空と花と緑と、水。それの4つが揃うと、とても美しく幸せを感じるのだと気付きました。
青空は、自分ではどうにもならないとしても、花と緑と水を、お部屋や自分の暮らしの中に、もっと工夫して美しく取り入れようと思いました。
それだけで、毎日の幸せ感が、上がります。
エミ
バラドンが気になって調べてみたら、ルノアール展でお会いしていたり、以前の教養塾で学んだ作曲家とも恋仲であったことがわかり、繋がりが面白くなってきました。
塔本シスコさんの世界、好きです。
ミイナ
万里の長城!
初めての教養塾。
始まる前から、諦めモードです。
そんな私でも、世界遺産の写真で、
唯一自信のあった「万里の長城」
真っ先に、迷うことなくペンを走らせます。
答えが順番に進んでいき・・・
<あれ?7番違ったんだ。>
<ならば、万里の長城は12番かな。>
18番まで行きましたが、永遠に「万里の長城」は出てきませんでした。
いかに普段から「万里の長城風」という「雑な見方」をしていたのか。
まさに、タイトル通り「知ったかぶりで恥をかかない」ために、
勉強をしていこうと思いました。
MN
8月の教養塾に参加して、中谷先生の「身近の文化・教養を享受できないのはもったいない。」に刺激され、美術館、コンサート、演劇など、接するように心がけ、少し自信をもって参加しましたが、今回、ワンランクレベルが上がっていました。(内容・塾生も)「たんぎじいさん」の話など、同じゴッホの絵を見るにも、いろいろな楽しみ方を教えていただきました。
ミイナ
『椛』
日本の美しい漢字を教えて頂き、日常の景色が色濃く心に響くようになりました。
晩秋の夕暮れ、精一杯に咲く「木の花」
多くの人に見てもらい、頬を赤らめているような「木の花」
寒さを暖めてくれてるような優しい「木の花」
教養塾のお陰で、今年の椛はたくさん対話してくれています。
ミイナ
書店に足を運べば、先生の活字の本は購入できます。
しかし、先生ご自身のルーズリーフの穴着き、直筆メモの資料は、中谷塾でしかお目にかかれません。
そんな温度のある資料が、好きです。
作曲家の直筆楽譜で勉強させて頂いてるようで、このうえなく幸せです。
先生の手間隙、秘書室の方の細やかなサポート、ありがたく存じます。