教養塾(8)
「教養のある会話ができる7つの方法」
2月18日(土)
灯香
先生が好きな絵を、たくさん見せてくださったことが、何だか嬉しかったです。
絵を見ることに、幸せを感じたのは、初めてだったかもしれません。
自分と、対象の絵だけでは、この感覚を得ることはできないでしょう。
私と、絵と、もう1人の存在が、芸術を、ただの知識ではなく、意識というか、感覚を共有するための、幸せツールにしてくれるのかもしれないと気付きました。
灯香
静けさで連想するのは、嵐の夜です。
外が荒れるほどに、1人の夜は、静かだと思う。嫌いではありません。
自然の音なら、いくらボリュームがあっても、逆に心は静かになります。
不思議だな、と思いました。
人には出せない、リズムや呼吸、響きがあるのでしょう。
やっぱり自然は凄いなと思いました。
灯香
流れた曲の冒頭、これは雪を踏む音と教えてくださったときに、ああ、そうなんだとはっとしました。
今まで、メロディの美しさや、全体の雰囲気だけで聴いていました。
絵画に描かれているもの、音の1つ1つに、意味があり、何かを表現している。
基本的な知識として、描かれたものの意味、音の表すものなど、決まり事を理解した上で、自分なりの自由な解釈に遊べるようになりたいと思いました。
全くの自由より、そのほうが面白く深い世界だと感じました。