きちんとしたスーツ姿の男性と、握手をして挨拶をすることで、エレガントな女性になった良い気分になりました。
目を見ながら挨拶できるので、とても落ち着きます。
お辞儀では、この気分は味わうことができません。
このような日常の振る舞いで、私の雰囲気も、私の未来も、変わってゆくのだなと思いました.

相手の名前を呼びながら話し、握手することで、とても雰囲気が柔らかくなると感じました。
会話に加わっていなくても、見ているだけで、穏やかに楽しそうな気配が感じられます。
エレガントに握手している人達を見ているだけで、気持ち良くなることに気が付きました。
初対面の人と、自然に美しく握手することができたなら、素敵な旅行の思い出も増えそうです。

安全から外に出て、冒険で生き延びるために必要なのは、ただの力ではなく、世界基準の美しい挨拶や会話の力だということに、気が付きました。
決して力まかせに頑張ることではなく、逆に、1つ1つの物事に関わりながらも、どれだけ涼しく美しく振舞えるかが、自由に生きるためには必要なのではないかと思いました。

旅行とは、どこへ行くかではなく、知らない誰かと会話することだ。

旅行をするとき、「どこへ行くか」ばかり考えていました。
塾では、旅先で出会った人との会話・握手を練習をしました。
相手の名前を入れていないにもかかわらず、
挨拶、言い訳、枕詞といった余計なワードを盛り込み、会話していました。
握手にいったっては、全く実践していませんでした。
相手の名前を呼ぶと握手が疎かに、
握手をすると相手の名前が疎かになっていました。

塾のあと、渋谷のイタリアンレストランに行きました。
帰り際に、店員の方と握手をして別れました。

塾で学ぶと、実践の機会がすぐに訪れます。

体験型の旅は、とても緊張しましたが、終わってからヒースロー空港の場面を何度も思い出し笑ってしまいます。
帰りに寄ったイタリアンでは、外国人スタッフに見送って頂き、握手になりました。出口を観察していると、確かに素敵な紳士の方は握手して帰ってます。習ったことがすぐに現実になるのが、中谷塾のすごいとこ。

動かずにいれなくなり、飛行機と宿だけ確保して石垣島へひとり旅しました。旅行塾の興奮が覚めぬままの旅は興奮しました。ボートの船長やミュージアムの人と握手してきました。旅の醍醐味は出会いだと実感しました。