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映画塾(29)
映画を通して観察力をつける7つの方法

12月26日(土)

灯香

「もし私が同じ過ちを犯したら、待っててね。」
先生、このセリフに対する感想は、言葉になりません。
その人との未来の長さ、親密さ、安心、自分の弱さなど、とても人間的な感情が、たくさんこの言葉には含まれている。
許すとかではなく、ただ待っていてくれたこと。
これでもう終わってしまったな、普通ならもう終わりという状況で、戻ったときに黙って以前と同じように、また受け入れてくれた人とは、とてもじゃないけど離れることなんてできません。
楽しいことを一緒にするのではなく、もうダメということを越えていきながら人間関係は深くなるのだなと思いました。
今まではしてもらうばかり、待ってもらうばかりでした。
自分がしてもらった分、今度は大切な人を待つ側、してあげる側になりたい。
待てるのは、大人だと思います。

灯香

いつも思うのですけれど、「まあまあ好き」くらいの映画が、先生の口から語られると「とても好き」「最高」な映画になる。
どうしてだろうと考えた結果、先生のお話が面白いとかいろいろありますけれど、つまるところは先生と共有できているから最高だと感じるのではないかと思いました。
私は独りではないと言う感覚です。
同じ映画を隣で観ていても、視点や捉え方がまったく違えば、違う映画を観ていることになります。
でも、映画塾では、完全に先生視点の映画が観れる。
大切なシーン、胸にささるセリフ、同じものを共有できる嬉しさが、その映画をさらに特別なものにしている気がしました。

灯香

「自分の弱点を克服して成長するのが主人公。」と聞いて、気付きました。
今まで「困難・トラブルを克服するのが主人公」なんだと思っていました。
そうか、克服するのは、困難ではなく、自分の弱点なのですね。
ああ、何だか妙に納得です。

灯香

そっけなく電車で帰ってしまった彼女を、車飛ばして追いかけて駅で待つなんて、かなり自分思考だなと思いました。
私なら、帰られた時点で嫌われたと思い、さらにそれを追いかけるなんて、相手に迷惑だろうと思い、やりたくてもできません。
恋愛でもかなり他者思考で、嫌われるのが怖く、私がそっけない態度をとるときは、たいてい好きすぎて困って、わけがわからなくなった結果です。
他者思考って、動けなくなるからかなり不自由、何だか自分が嫌になってきました。
でも、すぐには変われないかもしれないけれど、とりあえず気付いたからOKだと思います。

灯香

そういえば、何年も私の手元にある1枚の映画のサウンドトラックを、昨日お家に帰ってから、何度も繰り返し聴いています。
ああ、そうか。「恋は~♪」ですね。
こんなふうに、先生にしか聞こえていない言葉が、私にも聞こえた瞬間は、まるで土の中の宝物にヒットした瞬間のようです。
映画塾は、それがとても面白いです。

灯香

「普通そこまでしないでしょう」の「普通」という言葉に縛られているような気がして、どうしてそんなことを思うのかな。とずっと考えていました。
無意識のうちに、周りから浮かないように気を付けていたのかもしれません。
そういえば、小学生の頃、いじめられていたときの言葉は「ぶりっ子」だったな。
そこまで考えて、それって、前に映画塾で先生がお話してくれた「ドラゴン退治の騎士になる方法」の「トイレのスリッパがそろえられない」という主人公と同じだなって気付きました。
自分の中にたくさんの映画の引き出しがあると、「あっ、これってあの映画のシチュエーションですね、それで主人公はどうしたんだっけ?」と自分を客観的に見れるようになるし、なんだかとても楽しくなります。
映画塾のおかげで、以前より圧倒的に、映画を観る回数が増えました。

久美子

今年は途中で映画塾がなくなって相当なショックを受けましたが、復活していただけて、心から嬉しかったです。
そして毎回、盛りだくさんの内容で楽しませていただき、どうもありがとうございました。
映画に全く触れる機会なく過ごしてきた私にとって、映画の世界の扉を開いてくれたのが映画塾でした。
映画は最も手軽に楽しめるエンターテインメントの一つですが、あまりにも数が多すぎて、何を観ていいのか
迷ってしまいます。
それを映画に精通していらっしゃる中谷先生が、映画の観方や特徴を教えていただきながら毎回様々なジャンルの映画をお話ししてくださるので、教えていただいた映画を味わうのが休日の楽しみになりました。
映画塾では、作品を通して恋愛塾にもメンタル塾にもマナー塾にも様々な塾に七変化するのも魅力的な部分だなと思います。
そして何よりも先生の語り口が最高に面白いです。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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