映画のストーリーではなく、途中で先生がふと漏らした、「愛する人を疑っちゃダメ。」が胸に刺さりました。
確かに、うまくいかなくなるのは、実際に浮気を知ったときよりは、些細なことから自分で悪い妄想を勝手に膨らませて、苦しくなって、相手への態度がおかしくなってしまったときのほうが、多いような気がします。
今日の映画で、真実はどうなのか、なんて全くわかりようがないんだな。と改めて思いました。
それなら、相手に対する疑いや、信頼していない恐怖の感情は、マイナスにしか働かないな。と思いました。

正直に自分を振りかえると、今まで、Hの回数でその人の愛を計っていたのかもしれないと思いました。
私は、好きな人となら、したいと思うから、相手もきっとそうであるはず。違うというのは、ありえない。
今日の映画の、「好きだから逆に自分からH誘えなかった」というのを聞いて、その人の考え方によって、真実は異なるということに気付きました。
しかも、今まで、目に見える具体的で、誰から見てもはっきりとした、「彼はいつどこで何をした」ということを、真実だと思っていました。
そうではなくで、「彼はどう思っているか、どんな考えでそうしているのか」彼の心の中が、真実のはずなのに。
真実は心の中にあるなら、なおさら私にわかるはずもない、ああもう、今まで、私は何をしていたのでしょう。
「真実を教えて」って言うときに、データを求めていた自分に、気付きました。

BBの名言よりも、映画塾のために、BBのDVD全部観た先生に、相変わらずびっくりしました。
でも、私の中のBBのイメージと違う、新しい面を知ることができ、やはりあれだけ有名になるのは、理由がちゃんとあるのだな。と改めてわかりました。

浮気相手殺されて、旦那さんに抱かれているときに自殺するって、ちょっと、その話はひどすぎます。
その女性は、殺された男性のことが、本当に好きだったんだなって、胸がぎゅっと締め付けられました。
相手の気持ち、少し無視してたまに強引くらいなら魅力的ですが、全く無視していきすぎてた愛の押しつけだけは、してはいけないなって思いました。

過去に上手くいかなかったから、今回も上手くいかないはず。
同じことが起こったら、相手は違うのに、同じ結果になると思って、身構えてしまう。
これって、過去に縛られているな。と思いました。
状況は同じでも、過去から自由になることが、「信じることにした」かな。
そうしないと、いつまでも過去のデータを思い出しては、恐怖と不安で苦しくなってしまいます。
過去は今と関係はなく、真新しいゼロで、「信じることにした」のほうが、私って幸せ。

「引っぱたいて抱きしめてやれ」に、やられました。
頭ではよくわからないままに、心が言葉に反応してるということは、そんな人が欲しかったんだなって、自分のこと、初めて気付きました。

今回は大変ラッキーなことに、一番前の席で受けることができました！
そしてなぜこんなにも映画塾に惹きこまれてしまうのだろうという理由が、よくわかりました。
映画という分野のプロフェッショナルな先生、役者さんとしてプロフェッショナルな先生、そして
指導者としてプロフェッショナルな先生、を一度に観れることで、私自身技術職なので、
様々な超一流のプロの姿に、ものすごく惹きこまれています。
一番前の席では、役者さんとしてプロフェッショナルな先生を存分に感じることができました。
授業中は、ただただ先生のお話しに惹きこまれて、夢中ですが、後からその授業の凄さをじわじわ感じてきます。
一人一人の役になりきりながら声質やトーン、表情、しぐさまで、ぬかりなく
丁寧に演じてくださる姿に、先生の役者魂を感じますし、あれだけのテンポで何役も演じるってどれだけ
すごいことだろうと、冷静に考えるとそれを目の前で観れることに、ものすごい価値を感じました。
人の心を動かす技を身につけることが、どれほど難しいかを自分自身で実感しているからこそ、
先生の映画塾はとても刺激的で本当に勉強になります。
いつもありがとうございます。