書き方塾(7)
「みんなと違う発想が湧く7つの方法」
5月19日(土)
飯岡 啓朗
中谷先生に,前回の中谷塾で私が書いた感想文のアドバイスをしていただいた。
自分の文章が,傲慢になってしまっていることが良くわかった。
中谷先生は,「売れてる人は,こういうことは絶対に書かない。売れてない人が,書いてしまう」と言っていた。
読んで誰かが嫌な気持ちになるような文章は書くべきでないと痛感した。
物心ついた時から,良かれと思ってやったことが裏目に出ることが多かった。
悪気はないのに,周りの大人たちを怒らせてしまうことがあった。
それは,大人になった今でもあまり変わらない。
その理由が今日解けた。
すごく大切なことを教わった。
飯岡 啓朗
「門柱に,朝刊届き,火が消える」
中谷先生の俳句の話が面白かった。
ペットボトルや新聞に投稿されている俳句を見るのがすごく好きである。
いつもボーっと読んでいるだけなので,俳句について考える良い機会となった。
広告のコピーと同じで,五七五の字数制限があるから名作が生まれるのだと思う。
何百年も文化として残っていて,今でも歌人の石碑が全国にあるということは,魅力があり,学ぶべきことが多いはずである。
たしか寺山修司や芥川龍之介も俳句を書いていたはずなので,それを読もうと思う。
灯香
深く考えたことほど、その結論に辿り着くまでのいきさつを、細かく説明したくなります。
でも結局それは、自分のことをわかってほしくて書いていた、私の甘えだったのだと気が付きました。
自分自身が明るくて強い状態であれば、「結果はこうです。」とシンプルに書けば足ります。
自分自身の感情のはけ口で書いているのか、伝えるために書いているのか、その区別をはっきりしようと思いました。
灯香
何でもない日常のことなのに、俳句で読むと、ああ、そうそうと嬉しくなります。
書くことも、描くことも、夢のような世界を表現するのではなくて、どれだけ日常を繊細に感じ、表現しているかが大切なのだなと思いました。
雅子
フィットネスクラブのコピーを出し合うのに、
完成できなかった自分が残念でした。
中谷さんが、「最後まで書ききって。」と
声をかけてくださったのに、諦めてしまった自分が
悲しい。
私は仕事で学級通信を書くので、文章を書くって
自分の恥をさらすような印象があります。
書いてみると「なんて稚拙な文なんだろう・・・」と
凹みます。だからこそ、せめて、読む人が前向きになるような
明るいメッセージを伝えようと思って書いています。
でも果たして読み手はそう感じているか、いつも不安です。
自分が普段話している内容もそうです。
せめて、明るい前向きな言葉を多く使おうという意識だけは
持っていたいと思っています。
焼鳥恵
「私って、つまらない人だな〜。」
2回目の書き方塾で、自分の視点のつまらなさに気付いてしまいました。(以前から感じてましたが。)
浅く狭い視点だから、思考したり創造したりしても限りがあったんだ…。
この事実に気付くと落ち込んでしまところですが、成長したいと思えるのが中谷塾の凄さ。
書くことを通して「手離すと手放す」の深さを体験できたのも、かなりの収穫になりました。