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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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本の書き方塾(18)
「ユニークで具体性のあることが書ける7つの方法」

9月3日(月)

海野 ふう

中谷さんに、「 声に出して読んでみて 」と言われました。自分でも恥ずかしいと思って書いている文章を、みんなの前で読むと、恥ずかしさに押し潰されそうになりました。
書くときはいつも独りぼっちで、心細さを隠すために書いていたけれど、みんなの前で書いたものを発表するのは、独り言ではなくて、楽しいな、と感じました。
物を見る時、空気や音や匂いを感じるように、文章にも色気が出せるようになったら、もっと違う世界が広がっていくだろうな、と思います。
「 幸せな主婦 」が文章に表れている、と、中谷さんから健康診断の結果、「 異常なし 」と診断されました。
がっかりして、「 くそ! 」と、思わず声が出てしまいました。
死にたくてひたすら丸だけを描き続ける人からは、生きることがなんなのかが伝わってくると、中谷さんが言いました。
私の書く幸せだけの話からは、「 Move your heart. 」は起こらないということを思い知りました。
アートな世界観の義足のファッションショーには、絶望から立ち上がって生きる力強さと美しさが伝わってきます。
今夜も「 スナック彰宏 」で心を奪われました。
永遠に続いてほしいくらい贅沢すぎる2時間から夢が覚め、王子様は颯爽とタクシーに乗り込んで闇の中に消えていきました。

朋子

セミナーで得た知識を、アプトプットする方法を学ぶのが、少人数のワークショップです。
アウトプットでは、自覚できていない自分の癖が出ます。
人に刺さる文章にするために、自分の癖を知ることからスタートです。
文章だけではなく、内容にも出現するので恐ろしい。
「ここが変だよ」と指摘されて、「あ、そうか」と初めて気がつきます。
気がつかないと直せません。
ここで恥ずかしがらずに、自分の癖と向き合うと快感です。
文章を使う状況に合わせて、なにを改善すべきかを、的確に教えてくださいます。
さらに嬉しいのは、ワークショップでは、創作することの秘密を、セミナーよりも踏み込んで教えてくださいます。
貴重なワークショップでした。

飯岡 啓朗

 
 今日学んだのは,切りの悪い数字が持つ説得力です。
 私は,朝早く起きることをテーマに文章を書きました。
 私の「朝6時に起きよう」と書いた部分を,中谷先生は「黒川先生は,“5時50分に起きよう”と書く」と言っていました。
 確かに,6時よりも,5時50分の方が心に刺さります。
 最近読んだ,松本清張の『点と線』が印象的でした。
 殺人事件の犯人が,列車の時刻表を使って完全なアリバイを作り上げるのです。
 刑事は,同じく時刻表を使ってそのアリバイを崩しにかかります。
 時刻表には,切りの良い数字は出てきません。
 時刻表の切りの悪い数字が,読む側に不思議な緊張感を与えます。
 「東京駅で,1日の中で17時57分から18時01分の4分間のみは,13番線横須賀線ホームから15番線に停車する特急あさかぜ号が見える」となぜか出てるく数字を記憶しています。
 切りの良い数字だったら,逆に忘れているでしょう。
 自分はその術中にかかっているのに,自分で使わないのはもったいないことだと思いました。
 
 
 

飯岡 啓朗

 今日学んだのは,人を主役にすると感じの良い文章になるということです。
 「ノートは捨てる時に,真価を発揮する」は,物を主役にしています。
 「ノートを捨てたときに,…」とすると,人間が主役になるので感じがグッとよくなります。
 物を主役にすると,次に続く文章が無機質になりがちです。
 人を主役にすにすれば,必ず有機的な話になることを学びました。
 文章を書くには,サービス精神が必要だと感じました。
 サービスは,物にはしません。
 サービスは,人から人へするものだからです。
 中谷本の文章は,確かにすべて人が主役になっています。
 だから,たとえ中谷先生がある一人の人に向けて書いたとしても,結果的に,多くの人に読んでもらえています。
 読んだ人に,「これは自分のことではないか」と思わせることができているからだと思います。
 中谷先生の人気の秘密が分かった気がしました。
 全国どこの書店でも中谷本が置いてあります。
 書店以外だと,変な所に置いてあるのよく見ます。
 一番ビックリしたのは,沖縄の鳩間島という人口40人くらいの離島があって,そこの港の待合室の本棚です。
 他の本は,魚や民族学の本なのに,『君のしぐさに恋をした』『口説く言葉は5文字まで』など恋愛本が並んでいました。
 こんな小さな島にも中谷先生のファンがいるとかと驚きました。
 しかし,なんでこんなとことに置いてあったのでしょうか。
 この小さな島で,誰が誰のしぐさに恋をして,誰が誰を口説こうとしたのか気になって仕方がありません。
 中谷先生は,本を書くのと同時に,遠く離れた場所に物語を生み出しているのだと感じました。
 
 

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