本の書き方塾(20)
「書くことで根っこの問題を解決する7つの方法」
11月13日(火)
飯岡 啓朗
どんな言葉を使ってはいけないかが分かってきました。
この言葉が来ると,後に続く文章が必ず暗くなる言葉があります。
「所詮」「かったるい」「職業柄」などの言葉は,次の文章がどうやっても前向きに解釈できません。
駅のホームで,「次に参ります新宿行きの電車ですが,…」のアナウンスと同じです。
「ですが」と言われると,もう電車が時間通りに来ないことが分かります。
読み手のテンションを下げてしまうような言葉を,書かないようにしたいです。
普段の会話でも,使わないように意識します。
海野 ふう
一年前に本の書き方塾の扉をたたきました。
動機は、もちろん「本が書けるようになりたい」からです。でも、本音を言うと仕事に自信が持てず、石頭の上司に不満でいっぱいで行き詰まっておりまして、なんとか解決したくてその糸口を模索していた、という気持ちの方が強かったのです。
なぜ、私がこんな仕事をしなくてはならないのか。
なぜ、私は上司に恵まれないのか。
そんな受身の姿勢だから、いつまでたっても毎日が楽しくなりませんでした。
こんな私のように下り坂の人間が参加していいのだろうか。スポットライトを浴びながら堂々と自分の人生を歩んでおられる方ばかりを目の前にして、毎回場違いな所に来てしまった感に襲われました。
いやいや、でも私ほど中谷さんへ愛を捧ぐ者はいるまい。中谷さんがこんなに側にいるチャンスなんて一生ないんだから頑張ろう。と自分自身と葛藤していました。
書き方塾にきてから、中谷さんから遠ざかっていた時間を埋めるかのように中谷本をむさぼり読みました。
あらためて中谷愛を実感しました。
中谷さんが、「チャンスは、ドミノ式でやってくる」と著書で書いていらっしゃいました。
私には一生来ないだろうと思って読んでいましたが、突然バタバタバタバタとやって来たんです。まさに音を立てて。
これか!と震えました。
今まで見ていた景色と全然違って見えるのです。
仕事では相変わらず平社員ですが、見ている景色は圧倒的に役員目線、経営者目線です。
これはなんなのでしょうか。
中谷塾生はきっとみなさん感じておられる感覚なのでしょう。