東京校・体験塾(42)
「ターナーを通して、絵から光を感じる。/国立新美術館『テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ』」
8月20日(日)
佳葉
ペー・ホワイトのモービルインスタレーションのゆらめきの中に入りました。先生の写真には、床に映る影のゆらぎが、映っていました。痺れました。先生は現代アーティストでした。
佳葉
ルーブル展の愛に続き、入場を待つ女の子たち、カップルたちからも導かれました。ヴィスヴィオ火山の炎を光と捉えた視点に興奮しました。分け隔てなく照らす光に境目はなく、境目を作っているのは、人間の頭の中だということを体感しました。先生の解説の言葉は、ターナーの前でも、バーンジョーンズの前でも、光でした。
佳葉
リヒターとソールライターが重なって見えました。ジャンルも時空も超えて繋がっている中に入れていただけるのが、現代アートの面白いところです。
まさみ
自分の見方が動物的で、人間的(理性)ではないことに気がつきました。この現実を受け止めて新しい価値観を学ぶためには自分の中にあるものを一度クリアにして、今の傍観者から参加者になりたいと思いました。
典子
〜テート美術館展〜光をテーマにした数々の名品が揃う中、先生の解説を聞きながらそれぞれが感じることをその場で伝えあい笑いもあり、1枚の絵画の背景(物語)を想像する鑑賞もありなんだ!と嬉しく感じました。
本来の静寂さとは真逆の混雑さも楽しめた空間でした。
ウィリアム・ローゼンスタインの「母と子」を鑑賞できたのも
嬉しい。