東京校体験塾(10)
「世界中が憧れていたエジプトが、蘇る。/古代エジプト展in江戸東京博物館」
2月21日(日)
佳葉
日本の仏像と重なったり、縄文土器と似ていたり。日本ぽいではなく、全てはエジプトからだった。他の国も「うちのこれと似ている」と思い興味を惹くものがきっとある気がする。諸外国がエジプトを集めようとしたのも、歴史的価値だけでなく、どこか共通項を見いだすことで、繋がる力を得たかったのかもしれない。強固な石をあやつる技術、死者の書、ミイラの墓に書いた文字、レベルの高さに、エジプトの職人集団の存在を感じた。
佳葉
常設展がおもしろいです。一気に江戸にタイムスリップ、茜色の照明の威力もすごいです。お寿司が2個で1貫になったのは、大きい一貫を2つに切ったからという中谷先生のお話に、皆で驚きました。調べたら、与兵衛寿司発祥の地が両国にあるそうなので、次はセットで行ってみます。昔は酒粕酢で握っていたのも美味しそうう。帰りに原寸大の土俵を見ました。思ったよりも小ぶりで、驚きました。
タイチョウ
予想外の混雑から始まったエジプト展。早速、中谷先生の対応力が発揮する。ただ待つのでは無く先に和宮展を観る事にして待ち時間を減らす構成にする。中谷先生の解説を聴きながら、一流の品を観るのは美意識の活性化になる。
エジプト展では、イヌの形のアヌビス神がお出迎え。意外と可愛い。ピラミッドに埋葬されていた装飾品が小さい事に驚く。多神教で未知の連続!、引き出しが増えていく。メムズ東京から美の洪水と衝撃で、頭がフラフラになるが、最後に食べた紅茶のケーキにホッとする。美を通して、生まれ変わり、新たなに再生した1日でした。
法子
エジプトは偉大だ。世界を魅了するものに溢れている。全ての文化の源だ。時代を超えて、見るものを圧倒する。巨大なものから小さくて繊細な物までー。「絵の場合は、横顔しか描かれていない」「像は固い石でできていて、エジプト人は石の知識があり、石切の技術が発達していた」等、中谷先生の解説でいつもながら「見る視点」を教えられる。帰宅後、図録「エジプトの美」や『ピラミッド〇その歴史と科学〇』(かこさとし著)を改めて読んでみると、新たな発見がある。予習ー体験ー復習のセットで、体験塾で得たものを自分の中に取り込み、味わっていきたい。