東京校体験塾(39)
「愛の絵を一緒に見ると、愛が生まれる。/ルーヴル美術館展 愛を描く in 国立新美術館」
5月21日(日)
寿々喜
日曜午後の賑わいで,館内には熱気があふれていましたね。涼やかに解説してくださる中谷先生は,それぞれの絵の空気感を纏っておられて,ごく自然に絵画の物語に誘導されました。今までで一番楽しい美術鑑賞でした。「没入感」のお手本を拝見できてよかったです。帰りの電車で早速,絵葉書のアモルたちと会話をしてみました。ありがとうございます。
河村隆彰
恋愛の概念が変わりました。滑り込んで参加して本当に良かったです。
道徳か不道徳か、正しいか間違っているかは恋愛には存在しないということに気づきました。
恋愛は何でもありの総合格闘技だと分かりました。
一夫多妻OK、浮気OK、不倫OK、ダブル不倫OK、年齢差のある関係OK、立場を超えた許されない関係もOK、近親の関係もOK、掠奪OK、篭絡OK、純愛OK、同姓愛OK、悲劇OK、刺されるのも殺されるのもOK。
相手の女性の旦那から殺される覚悟のない人は恋愛する資格がない。という厳しい世界が恋愛なのだと分かりました。
いかに子どもの恋愛から抜け出して大人の恋愛ができるようになるかが大切だなと思いました。
僕はまだまだ子どもです。大人にはなれていません。
自分が元気になれるか。成長できるかという視点で相手を選び、恋愛はしないとダメだということが分かりました。
僕自身も常に成長し続けていかないといけないなと思いました
法子
近づいて見ると、アモルの羽がリアルな絵がありました。そのつぶやきに、先生が「東洋と西洋の羽の描き方の違い」をさっと教えて下さいました。先生に質問されて初めて、「オダリスク」「マグダラのマリア」の意味をスルーしていたことに気づきました。言葉に敏感になって「これは、どういう意味?」と自問自答する習慣をつけます。
佳葉
個人と社会の交点が美術館で、時代と国を超えるのが、恋愛。先生と巡るルーブルは、別格でした。先生のどこまでも深い解説に引き込まれていきます。手、顔の向き、空の面積、背景の色、額縁の装飾具合、サイン、神話をもとに、想像を膨らませて観ることが、こんなにも引き込まれることかと、高揚しました。西洋のギリシャ神話が、日本の源氏物語であること、時代によって描かれ方も内容も変わっていくことも、学びました。あらゆる恋愛の形を前に、自由と不自由の間で揺れる人間の人間たる部分が、手の表情や眼差し、立ち上がる空気の揺れに表れることに打たれました。
naoko
ギリシア神話や美術史に無知な私でしたが、先生の問いかけやお話を伺いながら、絵画の物語に入り込んでじっくり鑑賞することが初めてできたような気がします。
テーマでもある「愛」ですが、良し悪しでもなく、気持ちが赴くままに自由な愛の形があることを、絵画鑑賞を通じて教えていただきました。
知的で楽しい体験ができ、勇気を出して参加してみて、本当に良かったです。
法子
【とっさの返答は、膨大な知識と体験の集積】
絵画を鑑賞しながら、塾生の質問に鮮やかに答えられる先生。なぜそんなに鮮やかに答えられるのだろう?と考えてみる。今まで関わってきた仕事の際に、徹底的に調べ勉強されてきたからだと思い至った。とっさの返答の中に、その人の生き方が表れることに気づいた。自分の専門については、とっさに答えられるよう学び続けていくという課題が見つかった。
高橋
「高橋が選ぶ美女3選」
1.アモルとプシュケ
2.ダンテとウェルギリウスの前に現れた・・
3.眠る幼子イエス
「ダンテ・・」は早速先生がインスタにUPしていましたが、実際に見た印象と違います。
余計なおじさん(失礼)をカットすると、美女がいっそう浮かび上がりました。
有名な絵を切り取る発想に感心しました。
展示される絵画は、神話や聖書の一場面と、そうでないものがあります。
見方が難しいのは後者です。
恋愛もしなければ、想像力もない男性が見たら、美女3選で終わってしまうでしょう。
私は辛うじて前日の予習に参加できましたので、美女3選よりもたくさん楽しむ事が出来ました。
今回は、いつも以上に先生の気合いが入っていて、ご一緒させて頂くには最高の展覧会だったと思います。
追伸)
今日は「大安と一粒万倍日が重なるとても良い日」と隊長さんからききました。
いい話を聞いたと思い、先生にお伝えすると「運気を、どんどん繋げていくのが、いいね」とのこと。
先生からもっとよい話が聞けました。
参加された方は運気上昇間違いなしですが、河村さんが一番ですね。
治奈
参加者の感想を読んで、東京校体験塾の様子が描かれるほどです。
「愛は覚悟」なのだと気づきました。
覚悟があれば、すべて芸術であり、美しいと気づきました。
先日のテーブル参加に続き、東京校体験塾も参加したいとわくわくしてきます。