ブレイク塾(7)
「ブレイクするエンジンをかける7つの方法」
1月5日(土)
灯香
気づいたことは、幸せなことに、私には今、いくつかの穴「生きる誘惑」が見えている。ということです。
それを、素適だな。といつまでも覗いて眺めているだけで良いのか、そもそもその向こう側に行きたいから、勉強しているんじゃないのかと気が付きました。
私は私の生きる誘惑を追いかけている。つまりは、それがないと、私の世界は、全くそそられない世界になってしまう。
今私の周りにあって、私が勉強していることは、私の心が生きるために大切なことなのに、意識しなくてもなんとなく生きていけるから、ぼんやりと扱っていたことに気が付きました。
快適に過ごせる毎日には感謝しつつ、メメントモリです。
私の生きる誘惑を眺めるだけではなく、それについての知識を、頭と身体にもっと入れていかなくてはと思いました。
飯岡 啓朗
「生きる誘惑」
中谷先生が東京都美術館の入り口にあるオブジェの穴の話をしていました。
私は,そのオブジェ自体があったことに言われて気づきました。
中谷先生は,「ガツガツしてると,注目できない」と言っていました。
東京都美術館は,混んでいることが多いので,中に入ると「早く早く」と焦ってしまいます。
見終わって,家で図録を見ていると「あれ,こんな作品あったけな」とびっくりすることがあります。
その作品は,人だかりができていたので飛ばして先に進んでしまっていたのです。
後で見ようと思っていたけど,忘れてそのまま帰ってきてしまっていたのです。
冷静になって,心に余裕を持たないといけないと感じました。
同じことしているのに,損をしていることに気が付きました。
飯岡 啓朗
「生きる誘惑」の話が面白かった。
中谷先生は,「穴を見つけるには,つらい状況にいないとダメ」と言っていました。
20代のときは,少しでも楽にお金を稼ぐ方法を考えていました。
そんな方法がないかとかなり調べました。
30を過ぎて,結局,濡れ手で粟ということはあり得ないと分かりました。
楽にお金を稼いでそうな人でも,マスコミが誇張しているだけで,その実情を調べれば調べるほど,本当は一歩一歩着実に努力していることが分かってきたからです。
松下幸之助さんの本によく出てくるように,「雨が降ったら傘をさす」ように,当たり前のことを着実にやっていくことが大切だと考えています。
当たり前ことが一番つらいけど,そのつらい状況までいかないと,奇をてらったアイデアも出ないことが分かりました。
いづみ
縁起をかついで、母の形見の着物で、年初めの授業を受けました。
系統立てて路線図で知識を入れると、立体的に頭に入っていくし、忘れない。学生の頃に知っていたならなあ。
先生セレクトの一月の禅語の、それぞれの色の美しさ。
彩鳳舞丹霄の説明で、鮮やかな色が浮かんで、それだけで心が幸せになりました。こんな二人でいられたら。
絵画には見るポイントがある、というのは随分前に先生のご本で読んでいましたが、自分にはまだまだ見落としがたくさんあることに気づかされました。
仏様のお顔も、それぞれなんと違うことか、また、仏様の手のポージングが美しく、一つ一つ真似してみました。
先生の講義が魅力があるのはもちろんですが、中谷塾は、塾生の皆さんが、男性は紳士で女性は朗らかで、きちんとした空気が漂っていていつも気持ちが穏やかになります。参拝した後のような?気持ち? ^_^
ありがとうございました。