知的創造塾(1)
「知識を知性に変える7つの方法」
6月2日(土)
いづみ
芸術史に名を残すのに必要なものは「上手い」か「新しい」か。 講義の冒頭のこの一言がすべてってくらいの濃い内容の講義でした。
二つの事を考えました。
一つ目:「芸術史に名を残す」を「未来永劫続くヒット商品を残す」とすればマーケティングの戦略にもなるし、「自分史に○○を残す」と置き換えてみたら、自分自身人生全般にも応用できる?これは面白い♪と思いました。
二つ目:講義の終盤に「上手い」路線で行くのか「新しい」路線で行くのか、どうする?という方法論に関して「これは個性で選択することかな」、と思いました。両方の路線の具体例がすごく参考になりました。
様々な画家さんの生き様と絵画を見れて、美術館に行った気分になれました。
「一人電通 in フランス」ことロッツェルの方法論というか発想が素敵すぎて興味を持ちました。
最後に個人的な補足ですが、横山大観さんの「迷子(迷児)」が気に入りました♪ 私の大好きな孔子と老子が一緒に描かれている絵を手にできて嬉しかったです。 持ち歩きます♪
今回も濃い講義でした。ありがとうございました
灯香
ターナーについて教えていただいて、ターナーが好きになりました。
いつも、先生に、画家について教えていただくことで、絵が見たくなります。
以前は、画家を知らず、絵だけ見ていて、正直つまらなかったです。
でも今は、画家の人生を知って、そしてその画家の感情に共感してから作品を見るので、とても面白いです。
心の中では、すでに画家と知り合いになっているので、自然と自分から作品に歩み寄ろうとするし、理解しようとします。
そしてその体験がつらいものであれば、痛みが伝わってくるし、伝わってくるほどに、作者に対して尊敬も感じます。
作品の知識が増えることよりも、作品を通して共感することで、作者が私の中に存在すると感じられることが、何だか嬉しいです。