知的生活塾(4)
「復習の仕方で差をつける7つの方法」
5月5日(土)
寺崎貴宏
授業の冒頭で、ビュールレ・コレクションについてのお話で、ポール・セザンヌの赤いチョッキの少年のの構図やゴッホの日没に種を蒔く人等の解説してもらった事は、美術館で鑑賞した翌日だけに、自分にとってとても良い復習の場となりました。同時に、作品のベースとなる美術史の知見の方はまだまだ不足していると実感しました。
授業の中盤以降は、京都の世界遺産17箇所をほとんど回答できず、京庭園についても初めて、知る事ばかりでした。だから、歴史について、自分でも新たに学ぼうと思いました。
灯香
京都のことを、何も知りません。
住んでいるわけではないし、仕方ないと思っていましたが、京都を知らないというのは、日本に興味がない、日本の歴史を勉強していないのだと気が付きました。
福元啓介
復習の際に調べた項目を書き込むスペースが足りないので、次回からは講義メモと同量のスペースを確保して、ノートを取ることにします。
咲子
嫌ってはいけない人を嫌ってしまい、しんどくて、もう隠居してひっそり暮らしたい。
将軍に共感したのは、おそらく初めてです。
自分の中のネガティブな感情も過去も、何かを理解したり、興味を持つのに役立つのだなと思いました。
京都は簡単に行けるせいか、なんとなく路線図で捉えてしまっており、
全体を地図でイメージ出来ていなかった、と頂いたプリントを見て思いました。
そういえば登山をしていた頃も、隊の中ではあまり地図を開いていませんでした。
今見ているものを、全体像の中で捉えられないと、教養の世界でも遭難しますね。
全体を知っているから、路地裏にワクワクしながら入って行って、ちゃんと帰ってこられるというか。
大きな世界に疲れさせないで、路地裏を楽しませる。
自分でも行けるようになろうと思える。
先生の授業は、改めてすごいと思いました。
ゆか
何から書いていいのかわからないくらい密度の濃い講座でした。
次の日、ビュールレコレクションにて、復習。
印象派の流れがわかると先生がおっしゃった通り、みんな描きかたが違う、面白い。
私が一番惹かれたのは、ポールシニャックの運河の絵です。初めて聞く名前、見る絵でしたが、モザイクタイルみたいでキラキラ光を感じます。それに織物にも見えます。私は、点描を刺繍のクロスステッチと理解していたのですが、なんか、この人の絵は、横糸が長いので刺繍といより織物です。帰りのショップにゴブラン織りが置かれていたので、印象派とゴブラン織ってなんか関係あるのかなと思い、気になって調べて、今日やっと判明。シニャックさんは、植物・化学の科学者で、ゴブラン織の工場の工場長だったシェブルールさんから影響を受けたらしい。シェルブールさんは、石鹸作った人らしい。苦手だった絵画鑑賞がちょっぴり、身近に感じてきました。
シニャックさんの絵は、先生のお洋服にも似てました。ニュアンスの違うブルーがいっぱいで、ベルベット、別珍かな?ツイードかな?ウールかな?光で色が違って見えて、なんだろ?なんだろ?
ゴッホの種まき、浮世絵の梅?
なんだか、復習しないといけないことが、まだまだ沢山、出てきそうです。
京都の地図、ずーと見てても飽きないです。そうだ!京都、行こう って思いました。