美学塾(3)
「美のある生活をする7つの方法」
1月20日(土)
灯香
「ここから1.000年行きますよ」という、ドキドキする先生の言葉から始まった世界についての解説は、まるでジェットコースター気分でした。
必死にしがみついて、気が付いたときには、20世紀のキュビスム・フォービスム・抽象絵画に辿り着いていました。
その話を聞き終わって、自分なりに感じたことは、芸術とは、今まで私が求めていたような、快い綺麗なものを作って人を満足させる目的のものではなく、何か今までのものを超えようとする、挑戦のようなものかもしれないな。ということです。
そして、その時代の経済や思想も含んで生み出されていく作品は、絵の技術だけでは作れなくて、持っているのは社会に関わって変えていこうとする姿勢なのかな、それって革命家と同じではないかしらと思い、以前先生に教えていただいた、チェ・ゲバラと、彼の読書リストが再び思い出されました。
池澤 一彰
美学塾は3回目の参加でしたが、芸術を理解する上で、経済や哲学も勉強することが必要であることを、今回初めて気付きました。新しい視点を発見し、今までとは違ったアングルで芸術を学んでいければと思います。また、点を増やしていかなければ線は出来ないというのが、今回の講演を通して、改めてそういうことなのかと腑に落ちました。様々な分野で点となる予備知識を身につけて、体系だった勉強を意識していきたいと思います。
黒岩 寛史
歴史を勉強するのが、社会人になってから好きになりました。
芸術が人類の歴史の中でどのように生まれたかを知れたのは、
晴天の霹靂でした。今までの歴史の勉強の中で一番楽しかったです。
これから美術館で芸術に触れるのが、ますます楽しみになりそうです。