美意識塾(32)
「正解ではなく発想ができる7つの方法」
3月6日(土)
法子
一つの体験を徹底的に深める。その方法を間近で学ぶことができた。ある作品を観てもただ感心して通り過ぎてしまっていた。復習をしていないことにも気付かなかった。頭の中でその一日を振り返り、気づきを細かくメモする。ある人名やブランド名を覚えたら、どんな歴史がありどんな作品があるかを調べていくことをしていきます。
桂子
佐藤寧子さんの「生姜」が好きです。
「そう来ましたか。」と思わず突っ込みました。
すぐ「2万円の、桐箱入りマスクメロン」が浮かんで、面白い展開になってきています。
エミ
先生の銀座シックスの回答案には、アーティストと作品名まで書かれてありました。
繋がりを持つとは、きちんと名前を覚えること。
何となく、好きなものしか調べない自分との圧倒的な差だと気付きました。
佳葉
佐藤寧子さんに惹かれた。懐かしいのに初めてのドキドキがある。メズム東京で味わった感覚と似ていた。ショーウィンドウの中にも関わず、触感や匂いも伝わってきた。季節と物語を味わうことは、時空を超える。キュンとする。
水持
たとえば10年前の塾で、ここまで深い内容を扱っていただいていただろうか。自分が見えていなかった可能性も高いが、内容もレベルも大きく変化している感覚をいだく。そして席をならべている塾生のみなさんのレベルの高さに驚く。差を縮める要素がひとつもないのは、先にいく方のスピードが上げる一方だからだろう。唯一少し理解できたのは、「梅の和歌」の路線図。わずかでも基礎的知識があるかないかで、受け取ることのできるものが大きく変わることに気づく。ゼロからせめて1にしないといけない分野が山ほどある。