秘書力。
差がついたり、関係性や信頼が生まれるのは、小さなことというのを今日聞けて良かったです。
一流の仕事をしている人と一緒に働けるようになるには、英語ができたり、難しい要求をこなせるようにならなくてはいけないと、小さなことをおろそかにして、また違う方向に行っていました。
「カレー買ってきて」「PCのマウス反応しないんだけど」「僕のアップルIDって何」そんなことばかりしか頼んでもらえないと感じるのではなく、そんな小さなことも頼んでもらえるようになったんだって、喜んで仕事ができるようになりました。

間違っていた観察の仕方を、今日聞くことができて良かったです。
聞いていなかったら、ずっとタイミングがわからなくて、どんどんメール連絡に逃げてしまうところでした。
上司の方が私より圧倒的に、脳の容量も処理能力も大きいのだし、忙しそうだからメールのほうが良いだろうなんて変な遠慮はしないで、口頭で伝えていこうと思いました。

「圧倒的に上司のほうが秘書力がある」
その言葉が、胸にドスンと響きました。
自分でもいつもそう思っていて、きっとご自分でされたほうが、上手いだろうし、早かったり丁寧だったりもするのに、時間が無いから私がさせてもらっているだけで、それを何も言わずにやらせてくれるのは、本当にすごいと思います。
私なら、人に頼むと修正したりしなきゃいけないこともあるし、説明も大変だし、かえって2度手間になるとか思ってしまいそうです。
自分でやったほうが上手くできる仕事を、あえて黙ってやらせて、長い目で見てくれるような人は、マナー塾教えていただいたように、人望がある、望みをかけてくれる器の大きい人なんだな。と感謝しました。

先生の「灯香ちゃんは秘書力ありますか？」という質問に、「無いです。」と答えて、「正解！」と言われたとき、何だか嬉しかったです。
自分が真剣にもっと成長したいと思っている事柄に関しては、半端に褒められるよりも、「全くなってない」と言われたほうが嬉しいという快感を、今日初めて味わいました。

知っているけれど、実際に口に出すのは照れてしまう言葉がたくさんあります。
恥ずかしいのは、自分がその世界にいないだけで、今の自分が使えない上品な言葉が、日常の世界もある。
英語や難問解決よりも、まずは日常の言葉使いと、感じのよさが大切ということを、改めて思い知らされました。

相手を待たせてはいけないし、遅いと思われたくないので、取るメモが汚くなっていました。
綺麗にメモを取りたいから、焦らないで、相手に待ってもらったほうが良いのかなんて考えていましたが、間違いでした。
トレーニングで、早くても、綺麗なメモをとるようになれる。
メモの文字が大きくて汚くて、何枚も紙を使ってしまうのは、私がそういう人だからではなくて、意識とトレーニング不足だということも、知れて良かったです。
会社でのトレーニング項目が増えて、月曜日が楽しみです。

大人の言葉が使えていないことに改めて気づけました。
みっともないところを探していきます。