金運塾(53)
「継続して稼げるようになる7つの方法」
7月16日(土)
飯岡
稼げる人の3つの特徴
(その3)『優先順位を決めて,最適解を出す』
実は予備校のテキストの作り方がこうなている。
予備校での指導上のポイントは,何を教えて,何を教えないかである。
例えば,数列の漸化式は,日本の大学入試で出題されるものは13パターンくらいしかない。
そのすべてを教えることは,授業時間の関係上できない。
だから,予備校に初めて入った受験生がまず驚くのは,そのテキストの薄さである。
本当にこれだけで合格できるのかと不安になってしまう受験生もいるみたいだが,
これはテキストを作った講師陣が優先順位を決めて,最適解を出した結果なのである。
だから,完璧ではないけど,最適なテキストなのだと思う。
テキストを作ったベテラン講師の苦悩が少しわかった。
「今年のテキストはダメだ」と言っている同僚の講師もいるが,
私は,テキストを作った人の意思をもっとくみ取って授業をしようと思う。
飯岡
『知識・体験に裏付けされた無知』
「よくマーケティングでいう素人の発想が大事というが,じゃあ,素人ができるのか?できない」
と中谷先生は言っていた。
膨大な知識・体験があってこそ素人の発想が効力を発揮するのであって,
それがないままでは本当にただの素人になってしまうことが分かった。
今から10年前,私が数学の先生になりたての頃,まだたどたどしく授業をしていた。
今になって思ってみると,授業の組み立て方もメチャクチャだったし,途中式と答えはあっているけど,
学問的にでたらめな授業だったと思う。
それでも,「先生の授業は分かりやすい」と言っている生徒たちがいたので,いい気になっていた。
そして10年たって気が付いた。
あれは生徒たちのお世辞だった。
灯香
自分のやりたいことを中心に広げる81マスが、とてもとても楽しい。
9マスの中の1つに、「イブニングドレスを着る」と書いたのですが、なぜか思考が止まりました。
ネット・お店・雑誌・知人に聞く。ドレスを探す手段はそれくらい。その隣のマスの「ドレスのときの髪型を決める」も、「大理石のバルコニーがあるホテルを探す」も、探す手段は、ほぼ同じ。
でも、先生からサンプルをもらって、気付きました。
この中心に書く言葉を、「イブニングドレスを着る」から「美しく着る」に変えただけで、どんどんそのためにしなければいけないことが、出てきます。
姿勢を直す、身体を鍛える、食事に気を付ける etc・・・
他も、「美しい髪型」、髪が痛んでいてはいけないので、そのためにできるケアもしなくては。「ホテルのバルコニーで美しく振る舞う」ためには、ホテルでのマナーなども勉強して、そして自然に振る舞えなくてはいけません。
ただするのは、簡単。でも、「美しく」という言葉をつけるだけで、無限に深く、あれもこれもとやるべきことがたくさん出てくるのには、驚きました。
ちょっと質問の言葉を変えてみるだけで、一気に思考が前に進んだり、深くなったりするんだなと思いました。
灯香
81マスの中心に、最初にゴンっとやりたいことを書き込むというのは、とても気持ちの良いことでした。
「立派なホテルのバルコニーで、イブニングドレスを着て、天体観測をする。」というのは、自分の好きなこと全て詰め込んだらそうなったのですが、今まで自分の心の中で独立してあったそれぞれが、急に1点に引き寄せられてまとまったような小気味良さでした。
なんでしょう、ただドレスを着る、立派なホテルに泊まるetc・・・ではあまり胸にリアルに迫ってこない。
1つ1つが、どんなに今の自分にとって突拍子のないことでも、「何を着てるか、どこにいるのか、何をしているのか」この3つが、それぞれ自分が本当にしたいことでそろえられたら、胸にイメージが鮮明に描けて、ストライクな気持ち良さなのかもしれません。
灯香
「優先順位でできるのは、1.5まで」というのが、何だか気になるというか、好きというか、それについて書いてみたくなりました。
1つの仕事の中の優先順位ではなくても、自分の人生での優先順位、やりたいこととかで考えても、そうだなと思いました。
この1つ追いかけてるうちに、死んじゃうんだろうな、きっと。って最近思います。
あれもこれもやりたい、って思っていたけど、無理だって、思います。
捨てるものが、多すぎて、ふと、それでいいの?って一瞬不安がよぎるときも正直ありますが、今まで先生が教えてくれたことと、今まで自分がしてきた失敗が、「私は、これでしょう」って受け入れて覚悟せざるを得ないような気持にさせてくれます。
人生でも、1.5までと思えば、焦っていろいろ手を出すことも、ありません。
ひかる
料金交渉、上司・得意先報告どれも不得意で、
上手くいかないな。と思っていました。
教えてもらった構文をもとに
例文をどんどん作って活用していきます。
これで、旗日の遠足塾も来れるようになるという
手ごたえを得ました。