開運塾(111)
「運の神様に愛される人になる7つの方法」
12月2日(土)
飯岡 啓朗
質問と問題意識
質問をすることはある意味怖いことだと思う。
自分の能力の低さがバレてしまうからだ。
私も,予備校で数学を教えていて,質問の内容で生徒の能力はわかる。
「この解答のここまではわかるんですが,ここがわかりません」と持ってくる生徒は,
合格する可能性は十分にある。
どこが理解できて,どこが理解できてないか整理できているからだ。
しかし,「先生は授業でこうやって解いていましたが,僕はこうして解きました。これでもいいのですか」と
持ってくる生徒は絶対に合格する。
いまだかつて,この手の質問をする生徒で受からなかった生徒がいない。
数学に限らず,問題意識から“質問”を考えることは大切だが,
問題意識から,「これが正解ではないか」という“仮説”を考え出すことのほうが大切だと感じた。
飯岡 啓朗
「質問している間は,その人は考えていない」
中谷先生の質問と問題意識の話が特に面白かった。
質問して正解を教えたところで,その人に問題意識がなければ,
その質問の正解が本当の意味で分からないと思う。
記憶があやふやだが,いつかの中谷塾で,中谷先生が大学時代の先生と再会するという話があった。
その時,中谷先生が「学問とは,究極,独学であると先生の講義から教わりました」と言ったら,
その大学の先生が「うん,それとね,自分の辞書を作ることだね」と言ったという。
「仮説を持っていくと,正解を教えてくれる」と中谷先生が言っていたのを思い出した。
問題意識を持ってこそ,人生を変えるような質問ができると気づいた。
エミ
救われました。毎日仕事が終わらず、苦しんでいました。できないことばかりに焦点をあて苦しめているのは自分自信であることに気づきました。遠足塾の時のようなに、のびのびした気分で、日々成長する喜びに目を向けていきます。
灯香
どうして、こんなにも、先生は私のことがわかるのでしょうか。
質問に対して、私がどう答えるかだけではなく、先生にお会いしていないときの、私の状態まで。
セミナーを聞いていて、本当に全て見透かされていると気が付き、恥ずかしさのあまり動揺して、持っていたペンが手から滑り落ちたほどです。
私のことだけではなく、皆のことがわかるのだと思いますが、何もわからない私からしてみれば、不思議としか言いようがなく、魔法か超能力としか思えません。
先生の前で、無意識にしろ、頑張って自分を隠そうとしていたなんて、なんて無駄な努力をしていたのかしらと思います。