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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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隠れ家テーブル(14)
「料亭で、現代的な風流を味わう。/茶洒金田中」

8月7日(日)

エミ

玄関までが、江の浦測候所でした。
アートモードに切り替わりました。
バランス感覚を体感しました。

真治

沢山食べるのでは無く、深く味わうことを学びました。

エミ

緑の表参道をランウェイにしている
先生の登場シーンに、鳥肌立ちました。

佳葉

杉本博司さんの空間の中を、トリイミキさんのスーツ姿の先生、和装姿のしんちゃん、えみちゃん、のりちゃんが歩いてくるシルエットが見えた時、本当にうっとりしました。うっとりの感覚がバトンになり、他の感覚も開いていくことを、味わいました。器のひんやり感が手に伝わると、外の緑も、風も、木からも、涼が伝わってきました。満腹でなく満足は、一皿が小ぶりであるほど、深まります。隠れ家は、一階にはなく、常に階段を昇ったところにありました。大人の食事と大人の会食が違うことも学びました。

佳葉

どこにも書いても載ってもいない相手の趣向に、どこまで気づけるかが、次の課題になりました。

法子

杉本博司さんの天井のアートを先生の解説で皆で味わい、外階段を上がる。店内には長い1枚板のテーブルが2つ平行に置かれているのが外から見える。白い四角い椅子に腰かけると、開け放たれた大きなガラス窓から、涼やかな風が吹いてくる。冷えた丸い金砂皿の中に白胡麻豆腐。その真ん中に黒胡椒味噌。味変しながら食する。この一皿目を頂いただけで胸がいっぱいになる。先生と塾生の皆と、この感動を共有できることの幸せを感じた。「お店の人の趣向に気づき、料理とその場を味わうこと」ができてきたように感じた。自分の課題としては、着物を着て美しく食事できるよう、徐々に体験を増やしていく。

桂子

先生の、その日の装いにまつわる物語が
おしゃれ過ぎて、ドキドキしました。
「そこでカフェラテ飲んできた。」みたいな
日常感で話されたので、さらにドキドキしました。

佳葉

ナプキンが置かれていなかった。和装客には「胸元用」を渡してくださった。個人が自分でお懐紙を用意していることが前提で、それが当たり前の客層の空間ということだった。お懐紙を使いこなせていないから、使えない。日常から使っていく。

佳葉

室内と屋外の境目がなく、終始涼やかな自然を感じた。お店の入口前の心が静まる空間で、入口の境目がなくなった。外と内、入口、出口、ってなんだろう。全部、空間の気で繋がっている。テーブルに余分なものがなかった。食事中の器やグラスがどんな角度でも映えていた。現代の茶室だった。家にある余分なモノを捨てたくなった。捨てた。

佳葉

つくね香味焼きのトップに乗った黄身をキープさせることに終わらず、つくねを器に作り変えて黄身を囲み、しゃぶしゃぶ用のネギをくぐらせ、すき焼きにしてしまう先生のお膳に、見惚れました。味変のさらに上でした。いただきながら、別の話をするのでなく、目の前の一皿をクリエイティブする過程を、皆で共有して楽しんでいくのが会食でした。出されたものをそのままいただくのでなく、順番を考え、これをどうしたら、別の姿になるかを考えるトレーニングをします。

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