親愛なる君に

【週刊少年ジャンプ展】(森アーツセンターギャラリー)で、
少年時代の僕に出会いました。
現在の僕は『少年ジャンプ』で出来ていることを再確認しました。

それまでの『マガジン』『サンデー』とは違うテーストでした。
初年度は隔週発売で、発売にならない木曜日が寂しかった。
創刊は、1968年。
小学高学年に入ろうとしていた僕に、
『ハレンチ学園』はドンピシャなターゲットでした。
連載は、１年早くても１年遅くても、読者の人生にヒットしません。
『ハレンチ学園』は、
まさに小学高学年に上がろうとする僕のための教科書でした。
僕の恋愛観は『ハレンチ学園』がベースです。
同時に、『男一匹ガキ大将』は革命家を目指す
中学時代の生き方のベースになりました。
高校２年の1976年に連載が始まった『東大一直線』で、
狂気的な勉強を教わりました。
そして、今日の僕につながっています。

彰宏より

P.S.
ジャンプの表キーワードは、「友情」「努力」「勝利」ですが、
僕にとっては、「パンツ」「革命」「勉強」でした。