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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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中谷彰宏からの今日のメッセージ

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船に乗ると、時間・空間・現実感が、ふっとぶ。
(2月ナカタニズ・テーブル大阪 in KPG中之島クルーズ)

2022年02月17日(木)

親愛なる君に

2月のナカタニズ・テーブル大阪は、
KPG中之島クルーズ「グレイスⅡ」に行ってきました。
琵琶湖疏水船・隅田川・横浜港に続き、第4弾。
今回は、いよいよイタリアン・ランチ・コース付き。
しかも、貸切り。
26人定員に、10名のみという贅沢コース。

「船は、盛り上がる」の定説通り、盛り上がりました。
この日は、男性は、田村御前と高橋常務。
男性が、女性参加者のためのとりわけ係を任命され、
男っぷりを発揮しました。
御前は、僕の作法を、見事に見取り稽古。
常務は、ふだん料理をしている力量を披露。
ドラマー智春ちゃんは、男性にサーブしてもらえる幸せを、味わう。

大川・堂島川・土佐堀川から見る中之島の風景は、
地上から見える風景とは違う。
京橋から突然見えた大阪城に、
「天王寺のラブホテルかもしれない疑惑」で盛り上がるのも、
大阪ならでは。
サイゼリアも、川から見ると、おしゃれ。

「橋、低い」と常務が、驚く。
隅田川に比べて川幅が狭いので、橋も低い。
船は、低い橋桁をかすめながら、潜水艦のように進んでいく。

船は、現実を忘れさせる。
料理が、どんどん進んでいく。
ミネストローネ、ミートソースフジッリ、ブイヤベース、プリン。
ドリンクは、フリーフロー。
船の中の厨房から、あつあつが、届けられる。

第2次木津川合戦の話で、信長が万事休すになった話をしている時に、
「あっ」と帽子姿の美江ちゃんが、叫ぶ。
信長が計画していた会話の大阪城が、
もう一度、現れた。

船長の小野慎太郎さんが、サービスで、船を留めてくれる。
ライフジャケットをつけて、デッキに上がり、
大阪城を眺める。
琵琶湖疏水船以来のライフジャケットに、
ワクワク感が高まる。
大学時代から中谷本を読んでいたという小野さんは、
ふだんは、キャビンでサービスをしているとのこと。

今、どこにいるのか、わからなくなる。
時間感覚・空間感覚が、消えてしまう。
料理・風景・会話・歴史が、一体化していきました。

「今度は、夏に、屋形船に乗りたい」
夏の開催、決まりました。

彰宏より

P.S.
3月13日(日)のナカタニズ・テーブル京都は、
「HOTEL THE MITSUI KYOTO」に行きます。
二条城脇の三井家総領事邸宅の跡地という聖地に
誕生したばかりのラグジュアリーホテルです。
「茶室のおもてなしを現代イタリアンに再現したら、こうなる」
を、体感しましょう。
★3月13日(日)ナカタニズ・テーブル京都
HOTEL THE MITSUI KYOTO

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