お寺・お庭・桜は、夜見ることを基準にデザインされている。
(【大阪校 大人の遠足塾】青蓮院門跡と花灯路編)
2018年03月20日(火)
親愛なる君に
【中谷塾 大阪校ワークショップ・大人の遠足塾】3月は、
京都で、夜桜見物しました。
まず、青蓮院門跡のライトアップ夜間拝観。
夜、由緒正しいお寺に入って、
名庭園を拝見するというだけで、大興奮。
昼の景色とは、全く違う世界が広がっていました。
お寺も、お庭も、夜も見られるということではなく、
夜こそ見なければ、見たことにならない。
お庭は、夜を想定して作庭されているのです。
暗闇の中で、毛氈に正座をして、お抹茶をいただきました。
その後、室町時代の相阿弥の作と伝わる池泉回遊式庭園に。
夜の光の中に浮かび上がる竹の色。
丘の上から、都の夜景を見下ろしました。
源氏物語の世界に入っていました。
ちょうど、この日までの2400基の花灯路に誘われながら、
円山公園のしだれ桜の魔法にかかりました。
帰りは、あえてタクシーに乗らず、歩いて帰りました。
彰宏より
P.S.
桜は、夜、歩きながら見ると味わい深い。