親愛なる君に

11月のナカタニズ・テーブルは、
「ふふ奈良　滴翠」に行ってきました。
鐘の京都、お輪の奈良。
お香の香りの京都、墨の香りの奈良。
行灯の京都、灯籠の奈良。
舞妓さんの京都、鹿さんの奈良。
京都と奈良の味わいの違いがわかってくると、
もっと楽しくなる。
最優秀新人賞の田中くん、初参加。
東京校・山の神・法子ちゃんが、久しぶりに大阪校参加。

運営するカトープレジャーグループの加藤友康さんに、
直接、予約をお願いしました。
滴翠の料理は、
階段状の木の台は、寺院建築の組物を思わせる。
一段一段に小鉢が載せられ、
どれもがご飯をそそるお供になる。
そうそうに、ごはんのおかわりをしてしまった。
ご飯がすすむ時が、料理が美味しいと時だ。
桂子ちゃんは、牛の山椒煮をご飯にかけて、
牛丼にしてしまっている。

デザートは、柿の葉で封をした飛鳥なめらかプリンと、
カステラに、月ヶ瀬の和紅茶。

食事の後は、西川保総支配人に
瑜伽山園地と、浮見堂と、ふふのお庭を案内していただく。
プレイスメディアのランドスケイプは、
庭と敷地内の区別がまったくなく、
鹿さんがこっそり入ってくる。

スパとスイートも、拝見。
ベランダの専用露天風呂に入ったら、お湯の上に、
紅葉が落ちてきた。
ところを、思い浮かべていた。
久しぶりにテーブル参加の田村先生が、「ふふ」と笑っている。
薬湯の煎じ袋の香りを嗅がせてもらうだけで、
体がホカホカしてきた。

鹿ではなく、鹿さんと呼ぶようになる
ナカタニズ・テーブル奈良でした。

彰宏より

P.S.
奈良ののんびりした逆襲に、
来月12月12日（日）のナカタニズ・テーブル京都は、
グッドネイチャーホテル京都の「ヒソップ」に。
京都の古くて新しい反撃。

★12月12日(日)ナカタニズ・テーブル京都
GOOD NATURE HOTEL KYOTO
★12月5日(日)隠れ家テーブル
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