バレエのある人生と、バレエのない人生がある。
(ボリショイ・バレエ 東京公演2017)
2017年06月06日(火)
親愛なる君に
バレエの殿堂・東京文化会館で、
ボリショイ・バレエ『ジゼル』を見てきました。
早稲田大学の演劇科の時代から、
「舞踊の気高さは、一回性にある」と教わってきました。
一回性とは、同じものは二回ないということです。
「あのプリマのあの演目を見た」と言っても、
ある一日の一回の公演を見たという意味になるのです。
演者と観客の一期一会の出会いが、舞踊の奥深いところなのです。
彰宏より
P.S.
東京文化会館は、満席の熱気にあふれていました。
バレエを見たことがある人とない人に、
くっきり分かれているということです。
バレエのある人生と、バレエのない人生に、
分かれているということです。
バレエのある人生で、よかった。