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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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中谷彰宏からの今日のメッセージ

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レストランのスタッフとの会話は、お手本で覚える。
(7月ナカタニズ・テーブル京都inフォーチュンガーデン京都)

2021年07月15日(木)

親愛なる君に

7月のナカタニズ・テーブル京都は、
『フォーチュンガーデン京都』に行きました。

建物のファザードから、すでに重厚な雰囲気が漂います。
京都市役所と並び、辰野金吾が丸の内なら、
武田五一は、京都市役所界隈です。
よそさんの観光客が少なく、地元の人だけの落ち着きがある。

古風な時計に、情緒がある。
島津製作所創業者・島津源蔵が、待ち合わせ場所になるようにという
配慮だったそうです。

ナカタニズ・テーブルのいつもの特別待遇のショールーム(館内案内)を、
木下聖悟さんにしていただきました。
お庭は、外庭と、中庭(パティオ)。
パティオには、チャペルの屋根よりも高い青竹が伸びる。
日本人は、空まで伸びる青竹に、天を感じていたに違いない。
チャペルに並ぶのも、必然。
京都最大、最高クラスのチャペルに入る。
音楽堂と呼ばれるように、流れる音楽が、包み込んでくれる。
十字架の向こうに空までの青竹が、揺れる。
ここは、「竹の教会」。

中庭の池には、錦鯉の銀松葉。
披露宴に来た少女が、鯉と話している光景は、ディズニー映画。
「鯉が寄ってくるのは、エサをもらえるからではなく、
人なつっこいから。『川のイルカ』と僕は呼んでます」
と僕が言うと、木下さんが、「お客様に、伝えます」と。

ルーフBARも、夜を想像させた。
若い建築家が勉強に来る建物の解説を聴きながら、
レストランへ。
先程のディズニーの鯉とお話をする少女が、窓から見える。

シェフからの、アミューズは、袋に入ったバターサンド。
袋をわざわざ開ける楽しみ。
口に含むと、バターから、フォアグラの味が立ち上がる。

カプレーゼのチーズが、フォークが触れた瞬間に美味しい。
大きなパンが、3ピース。
「こんなに」と思いながら、「絶対、このチーズに合う」。
「この大きなのを、またおかわりしそう」。

夜のメニューを、担当の上野利禎さんに、見せてもらう。
「トリュフ・ポテト」と「トリュフ・アイス」を
未央ちゃんが、見ている。
東京校の「テール・ド・トリュフ」を大阪校は、うらやましがっていた。
特別にお願いして、出してもらう。
アイスのとりわけに挑戦したナンダさんが、大きなミス。
美江ちゃんが、お母さんのように、笑って見守ってくれている。
失敗の数だけ、成長する。

ナンダ谷さんが、モゴモゴ、言っている。
頭の中で、社内会議と反省会が、開催されている。

「上野さんのことを、ビクターさんが、優秀って褒めてたよ」
と伝える。
上野さんは、神戸のオリエンタルホテルのビクターさんを、
リスペクトしている。
「ビクターさんに、似てる」
そのやりとりをみて、ナンダさんが、モゴモゴ反省会。
スタッフとの会話は、お手本を見て覚えるのが、早い。

彰宏より

P.S.
8月のナカタニズ・テーブル大阪は、おやすみ。
いつもあると油断してはいけない。
テーブル東京にも、参加するチャンスがある。
次回は、9月12日(日)パリ以外初の海外進出のフォションホテル京都。

【中谷塾】ワークショップ
(【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから)

フォションホテル京都

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