親愛なる君に

「チャンスを逃さない方法は、なんですか」
と、聞かれました。

「もう、見た」
と、見た気にならないことです。

名古屋校・山内くんから、
「『ボテロ展』の解説を授業でしてください」
と頼まれました。
山内くんは、解説の前に、見に行ってました。
授業で、ボテロの解説を聞いて、
「聞くと、聞かないとでは、全く違いますね」
山内くんの成長の速さは、この素直さにあります。

「ボテロは、いいかなと、スルーするところでした」
と言っていたハルピンは、見に行って
「危なかった」
と、胸を撫で下ろしていました。

ボテロは、ヘタウマと勘違いしている人が多い画家です。
超絶技巧は、誰が見てもわかるけど、
一見ヘタウマに見える画家は、
「かわいい」「下手」で見落としがちです。
解説を聞くことで、超絶技巧に気づけるのです。
本当の超絶技巧は、
超絶技巧に見えないことです。

「南米のピカソ」ではありません。
ピカソが「欧州のボテロ」なのです。

10月9日（日）の大阪校体験塾は、
巡回が間に合いました。
京セラ美術館の「ボテロ展」に行きます。

彰宏より

P.S.
予習は、9月24日大阪校教養塾、
東京校も、10月2日東京校美意識塾で、
やります。

◆【中谷塾】ワークショップ
（【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから）
◆【中谷塾】セミナー
★10月2日(日)隠れ家テーブル
旬房