会話を楽しむことで、食べることが、味わうことになる。
(9月隠れ家テーブル@ブノワ東京)
2021年09月11日(土)
親愛なる君に
9月の隠れ家テーブルは、『ブノワ東京』に行ってきました。
岩田真治&エミ組は、
ちょうど1年前に『ブノワ京都』に行った記憶が定かではないという、
体験のリベンジ。
あれが、まだ1年前というのが驚きです。
「フレンチ」は、間が持たないという人がいます。
それは、料理と料理の間に、会話を楽しめないからです。
フレンチを楽しむために、会話を楽しみました。
僕が、アラン・デュカスさんに会った時のお話。
モナコのオテル・ド・パリの『ル・ルイ・キャーンズ』に行った時の話。
人口700人の街にあるムスティエに行った話。
ちょうど、フレンチの勉強をするいい機会になりました。
知識がないと、食べることができても、味わうことはできません。
作法も知らないと、味わうことはできません。
「旅をした気分」
と、帰りがけにエミちゃんが言いました。
「おいしい」「キレイ」「すごい」「食べたことない」
では、旅をしている気分になれません。
味わうことで、レストランは、旅になります。
お店を出てから、みんなで1階の「ピエール・エルメ・パリ青山」に
寄りました。
焼き菓子の中に、「焼きとうもろこし」と「焼きのり」を見つけました。
真ちゃん&エミちゃんの失われた記憶が、蘇ってきました。
体験は、ムダにはならないのです。
彰宏より
P.S.1
「フレンチの路線図を、セミナーでしてください」
早速、15枚、作りました。
9月11日(土)大阪校 気品塾・美意識塾、
9月18日(土)東京校 品格塾・教養塾、
10月24日(土)名古屋校 教養塾で、やります。
P.S.2
来月10月3日(日)隠れ家テーブルは、
「リストランテ・アルマーニ銀座」で計画中です。