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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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中谷彰宏からの今日のメッセージ

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会話を通して、自分好みにカスタマイズしないと、楽しくない。
(3月隠れ家テーブル in ロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂店)

2022年03月10日(木)

親愛なる君に

3月の隠れ家テーブルは、
「ロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂店」に行きました。

29歳の時に、ロサンゼルスの本店で好きになりました。
20年前の日本1号店のオープニングレセプションから行っている
お店です。
隠れ家は、僕の思い出のお店です。

隠れ家テーブルには、表テーマと裏テーマがあります。
裏テーマは、行ってみないとわかりません。
後で気づくことになります。

裏テーマは、
いかに味わうために、自分好みにカスタマイズするかです。
これが、アメリカ文化です。
まずは、サラダビュッフェ。
こんもりお皿と、スープカップを両手に持ってきょろきょろする姿は、
いかにも社員食堂の動き。

ロウリーズは、プライムリブが売りだけれど、
メインディッシュのセレクトに、僕はサーモンのロースト。
ウェルダンにしてもらって、皮をパリパリにしてもらう。
頻繁に来るゲストは、シーフードを織り交ぜる。

さらに、メインは、メインじゃない。
アカンパニメントのクリームド・スピナッチと
クリームドコーンが、僕のお気に入り。
おかわりを、お願いした。
日本のお店は、「おかわりいかがですか」と聞いてくれるけど、
海外のお店では、それすら自主性を奪うので聞かない。
お客様が、自分でオーダーする。
「おかわりを聞いてくれないから、できないのかな」
「つけあわせに、これをつけてほしいけど、できないかな」
などと、遠慮していると、
自分のカスタマイズができなくなる。
その結果、自分が何が食べたいか、わからなくなる。
ただ、出されたものを、黙々と食べて帰ることになる。
せっかくのカスタマイズが、苦痛になってしまいます。

受け身では、味わうことも、楽しむこともできないのです。
カスタマイズするために、
お店の人との会話が、大事になるのです。
これが、今回の裏テーマでした。

彰宏より

P.S.
4月3日(日)の隠れ家テーブルは、
イタリアンの鉄人・片岡護さんの
「リストランテ アルポルト西麻布本店」に行きます。
片岡さんのお人柄に、接しましょう。

★4月3日(日)隠れ家テーブル
リストランテ アルポルト
【中谷塾】ワークショップ
(【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから)

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