体験とは、凄い人に会って、冷や汗をかくことだ。
(東京校体験塾in伝統工芸青山スクエア・水門俊裕さん)
2021年04月09日(金)
親愛なる君に
4月の東京校体験塾は、
伝統工芸青山スクエアに行きました。
日本全国の伝統工芸品が、130以上も集められているので、
県立の伝統工芸館を47館まわるのと同じで、
時間がいくらあっても足りません。
それでも、じっくり見て味わいどころを解説するのが、
体験塾です。
2週おきくらいで、特集テーマが組まれています。
この日のテーマは、江戸押絵羽子板・行田足袋、
そしてなんと、浪華本染めでした。
浪華本染めは、注染のことで、
我が家の実家の仕事でした。
分業の仕事で、1軒が廃業すると、
仕事を続けることができないので、
それがなければ、僕も継がないと、
伝統工芸を絶やす張本人になるところでした。
家の仕事から、離れても離れても、
年を取るごとに、近づいていってしまっています。
青山スクエアでは、本物の職人さんの技を、
間近に見学することもできます。
この日は、江戸押絵羽子板の匠・水門俊裕さんに
生でお話を伺うことができました。
生で伺う職人さんのお話は、
本で読むのと全く違う深みがありました。
長時間にわたって、聞き入ってしまいました。
失礼のないように、
「染物屋の息子です」と話しました。
帰って調べると、凄い職人さんであることがわかって、
冷や汗が出ました。
体験塾は、どこに行くかより、
誰に会って、冷や汗をかくかですね。
彰宏より
P.S.
その後、メールのやり取りをして、
「ぜひ、お話しましょう。浅草にもいらしてください」
と誘っていただいて、行くことになりました。
この復習は、4月10日(土)大阪校気品塾、
4月17日(日)東京校教養塾で。
5月の東京校体験塾は、5月2日(日)の予定。
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