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中谷彰宏からの今日のメッセージ

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台風でも、予定通りで展開すると、いつもより楽しめる。
【大人の遠足塾】横浜山手西洋館/前編

2019年09月10日(火)

親愛なる君に

中谷塾 東京校ワークショップ大人の遠足塾】の9月は、
横浜山手洋館巡りでした。
台風15号接近で、集合時間にも、ゲリラ豪雨。
こんなことで、動じるようでは、遠足はできない。
最初から予定通りという顔で、ニコニコ進む。
動じない彰子ちゃんも、さすが。
台風の日は空くので、絶好の美術館巡り日和。

「山手資料館」は外国人向けに牧場業を始めた
中澤兼吉の邸宅を、保存している。
いかに外国人の洋館が立ち並び、
震災の後も、復興・保存し続けたかを感じる。
美意識とは、ないものに気づけることです。
横浜山手には、コンビニとマンションがない。

朝香吉蔵設計の「山手234番館」を経て、
アントニン・レーモンド設計の「エリスマン邸」に。
エリスマンは、22歳でシーベル・ヘグナー商会支配人として来日。
シーベル・ヘグナーといえば、加瀬くんのオメガも。
フランク・ロイド・ライト愛弟子のアントニン・レーモンドの
白とブルーの色調に、新居内見のエミちゃん、決心の表情。
豪雨が、一気にやんで、どピーカン。

続いてお隣の、最大規模の「べーリック・ホール」へ。
丸ビルを設計したJ・H・モーガン設計。
クワットレ・フォイルのデザインが施されたスパニッシュ・スタイル。
小笠原伯爵邸とエミちゃん、またつながる。
聖ジョゼフ・インタナショナルスクールになり、
岡田眞澄さんやイサム・ノグチが通う。
路線図】が、ばんばん出てくる。

アメリカ山から、山手通りを抜けて、イタリア山庭園へ。
カトリック山手教会の司祭の邸宅だった「ブラフ18番館」へ。
パステルグリーン貴重の柔らかなトーンに、
エミちゃん、心動く。
そして、お隣の「外交官の家」。
設計は、出ましたジェームズ・マクドナルド・ガーデナー。
ガーディナーお得意の教会建築の風情のあるダークブラウンの重厚感。
洋館と言っても、いろんなバリエーションがあることに、
気づかされます。
「街全体が、たてもの園」と真ちゃんが汗を拭いています。

ここで、また一気に豪雨。
ランチのレストランへの移動のタクシーが来るまで、
外交官の家のカフェで、アイスカフェラテ。
豪雨は、「お茶でも飲んで」の合図。
横浜港の見下ろせるこのカフェも、予約ができればランチの候補でした。
隣の人が食べているカレーの香りが、漂ってくる。

彰宏より

P.S.
タクシーが、到着。
タイチョウのドリンクが、まだ来ていない。
波乱の予感を含みつつ、続きは、明日の【中谷彰宏レター】で

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