大人の合理に行き詰ったら、不合理を味わおう。
(みちのくプロレス「宇宙大戦争2015」)
2015年12月15日(火)
親愛なる君に
ザ・グレート・サスケさんにご招待していただいて、
みちのくプロレス恒例の「宇宙大戦争2015さよなら人類」(後楽園ホール)
に行ってきました。
東京ドームの EXILE のコンサートに向かう人の波に背を向け、
黄色いビルのエレベーターに乗る人にも背を向け、
落書きだらけの非常階段を上がりながら、テンションを上げるのが儀式です。
非常階段でテンションを上げて行かないと、
みちのくプロレスには、太刀打ちできません。
ここでは、もはや合理性は通用しないのです。
「携帯の電源をお切りください」という注意ではなく、
「ナポリタンのケチャップがかかったくらいで、文句を言わない」という
注意がされます。
リングサイド、2列目。
バラモンシュウ&バラモンケイの口から吐き出す水しぶきで
全身びしょ濡れ状態にも、石橋凌さんを見習って、微動だにせず。
隣の席のサスケさんの会社の小林社長がはらはら。
ホールは、常連のみ。
その常連をして「わけがわからん!」「何がしたいんだ!」と叫び声を上げさせる。
もはや、わけなどを飛び越えてしまっているのです。
彰宏より
P.S.
「子供か!」と誰かが叫びました。
まさに、子供が持っている不合理の世界です。
大人の合理性なと、木っ端みじんにされます。
シルク・ドゥ・ソレイユの不条理とポエムを感じました。