大名は、大名庭園で心を癒やし、活力を得ていた。
(【大人の遠足塾】小石川後楽園)
2018年11月01日(木)
親愛なる君に
「イライラとクヨクヨを取り除くためには、
どうしたらいいですか。
やる気を出したいです」
と、聞かれました。
僕は、自然の中に入ります。
自然は、地方に行かなくても、都会の中にもあります。
それが、公園です。
江戸時代、東京の半分が、大名庭園でした。
大名は、お取り潰しと財政困難のストレスを抱えていました。
大名庭園は、権勢を誇ることや社交のため以上に、
リーダーのメンタル再生の場だったのです。
平安時代の京都の庭は、権謀術数渦巻く貴族の世界の中で、
心を癒やしました。
戦国時代の茶庭は、戦国武将の心を癒やしました。
明治時代の財閥の別荘も、時代の転換期の経営者の心を癒やしました。
古来より、神社・仏閣の参道は、人々の心を癒やす公園だったのです。
活力のある人は、公園でチャージしているのです。
彰宏より
P.S.
11月3日(土/祝)の【中谷塾 東京校ワークショップ・大人の遠足塾】は
大名庭園「小石川後楽園」で活力をチャージします。
ついでに、「イグ・ノーベル賞」展で、頭脳を刺激します。