大正ロマン・昭和モダンに、美意識を学ぶ。
(【大人の遠足塾】谷根千(谷中・根津・千駄木)/
後編【弥生美術館】【竹久夢二美術館】)
2019年06月05日(水)
親愛なる君に
【中谷塾 東京校ワークショップ・大人の遠足塾】で、
【谷中銀座商店街】の次に行ったのは、【弥生美術館】。
親子で、好きなものが似ます。
僕は、高畠華宵が好きで、画集を買いました。
父親から贈られてきた画集も高畠華宵だったことには、驚きました。
一度も、話したことがなかったからです。
高畠華宵の作品を愛した弁護士・鹿野琢見の
自宅からスタートした美術館です。
ここは、大正ロマンと昭和モダンの空気があふれています。
【2018年マイベスト美術展】に
「鏡花人形」(文豪・泉鏡花×球体関節人形)を入れました。
ここの企画展に、僕はツボを押さえられていて、
今回は、昨年の「セーラー服と女学生」の続編、「ニッポン制服百年史」。
やっぱりこれがいいなと選んでしまったのは、
自分の高校時代の70年代でした。
棟続きの【竹久夢二美術館】は、「竹久夢二という生き方」。
「大学の真隣なのに、初めて来ました」
と言った本田修くんは、東大文学部でカフカを研究していました。
ミュージアムショップで、各自が好きな絵ハガキをプレゼント。
自宅が美術館になるって、ロマンティックですね。
ランチは、「夢二カフェ 港や」で、
焼き野菜載せカレー、絶品でした。
彰宏より
P.S.
土門さんが、デザートを食べたい顔をしていました。
近所の人が買いに来る甘味「秋田屋」に入って、
辛い口のあとの甘さを味わいました。
みたらし、あんみつ、安倍川。
谷根千には、甘味が似合います。