子供の頃育った街を行くと、DNAが目覚める。
(兵庫県立美術館)
2018年03月30日(金)
親愛なる君に
王子動物園を出て、王子神社にお参りをして、
【兵庫県立美術館】に行きました。
ミュージアムロードを、屋上の「美かえる」のオブジェを目標に
散歩しながら歩きました。
コシノヒロコ姉ちゃんの傘寿の会でお隣に座らせていただいた、
蓑 豊さんが館長されていて、誘っていただいていました。
特別展は「小磯良平と吉原治良」展でした。
小磯良平は、僕の父親が好きな画家で、
アトリエで模写をしていたので、
父親のアトリエに入った思いでした。
小磯良平の描く外国人っぽい女性の顔と、
表情のある手を、心の中で模写していました。
海の風の匂いと、安藤忠雄さんの建築と、
父親のアトリエのテレピン油の匂いを味わいながら、
父親が「神戸に住みたい」と言って引っ越した気持ちがわかりました。
僕の細胞の中にある神戸のDNAが、ムズムズしました。
彰宏より
P.S.
準備中のヒロコ姉ちゃんの企画展も楽しみです。