寝転がって見ると、違う世界が見えてくる。
(【名古屋校・第1回 大人の遠足塾/豊田市美術館】前編)
2019年09月27日(金)
親愛なる君に
お待ち兼ね【名古屋校・第1回 大人の遠足塾】は「豊田市美術館」。
【大人の遠足塾】と、1人で行くことの違いを体験してもらう。
当日は、向かいの豊田スタジアムでラグビーワールドカップ2019もあり、
若者で盛り上がっている。
この美術館に10回は来ていると自慢しているハルピン。
クリムト展だけでも、3回目。
ハルピンは、美術館をデートの鉄板コースにしている。
「年間パスポートは?」と聞くと、「?」という反応。
年パス3000円という破格の特典を、入会するという発想がなかった。
まずは、クリムト展。
ちょうど、にぎわっているので、気を使わずに解説する。
「女性画の気持ちは、顔よりも、手に出る」というところで、
成瀬さん、うなずく。
一通り説明のあと、2階の「あいちトリエンナーレ展」へ。
10回来ているハルピン、2階は上がったことがなかったという。
現代アートを見て「?」となる【中谷塾】塾生の反応が、楽しい。
「?」となる人も、作品の一部だ。
アムステルダムのアーティスト、スタジオ・ドリフトの「Shylight」。
植物の就眠運動を再現している。
床に寝転がって、上下する花のフレアスカートを下からのぞくことができる。
さっそく、寝転がる。
「自分1人だったら、絶対、寝転がることはできませんでした」
と、ハルピン。
【大人の遠足塾】の美術館体験そのものが、現代アートだ。
彰宏より
P.S.
10回なのに、何も見ていなかったハルピンの驚きは、
さらに続く。明日の【中谷彰宏レター】で。