親愛なる君に

「帽子のかぶり方を教えて下さい。
買ったのに、『変』と言われました」
と、個人コンサルで相談されました。

12月の体験塾で「銀座Vogue」に行ったことがキッカケで、
帽子デビューをした人が、たくさんいました。

帽子は、選び方１割、かぶり方９割です。
せっかくのいい帽子を、
かっこいいかぶり方をしないと、
作ってくれた職人さんに申し訳ない。
１ミリ違うだけで、幼稚園児になります。
大人が幼稚園児のかぶり方をすると、
おばさんになります。

「私は帽子が似合わない」
という人は、かつて帽子をかぶった時に、
友達に「変」と言われて、くじけた人です。
「似合わない」のではなく、
自分に似合うかぶり方を、知らなかっただけです。

自分に似合うかぶり方を知らないままかぶると、
自信が持てません。
そうなると、顔がこわばって、笑顔がなくなります。
姿勢も、悪くなります。
ますます「変」という負のスパイラルになります。

男性は、先生がお手本を見せているので、
まだ目標が定まっています。
女性は、お手本を持っていないので、
買う時に、お店の人にかぶせてもらって、
お店の人に写真を撮ってもらうことです。
それが、お手本になります。
自撮りでは、姿勢が崩れるので、参考になりません。
そして、そのまま、かぶって帰ることです。
帽子を買うのではなく、かぶり方を
学びに行くのです。

帽子は、一瞬で、人を変えます。

彰宏より

P.S.
僕のかぶり方の先生は、父親と母親でした。
「個人コンサルで、帽子のかぶり方を教えて下さい」
もちろん、やりましょう。
塾にも、かぶってきてください。

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