愛されるかどうかは、何を言うかではなく、どんな声を出すかで決まる。(ワークショップ/声の出し方塾)
2024年10月14日(月)
親愛なる君に
「自分では、優しく言っているつもりなのに、
相手から『怒った言い方』と言われます」
と、相談されました。
どんな言葉に変えればいいかではなく、
同じ言葉でも、
「どんな声の出し方をすればいいか」
なのです。
10月の【ワークショップ 声の出し方塾】で、
<大丈夫>の言い方を、全員で練習しました。
「大丈夫」には、色々なニュアンスがあります。
色々な感情が、込められています。
見えないところにいる人への「大丈夫」もあれば、
落ち込んでいる人への「大丈夫」もある。
励ましの「大丈夫」もあれば、
安心させるための「大丈夫」もある。
前回の「ごめんなさい」は「ご」が勝負だったのに続いて、
「大丈夫」は、「だ」で勝負あった、なのです。
「大丈夫」を、何通りにも言い換えることができるのが
その人の「優しさ」でもあります。
「今まで、声の出し方なんて、
考えたことがありませんでした」
と、木下さんは、驚いていました。
「さっき、お店の人に先生が話していた声は、
この使い分けだった」
と、ハルピン・佐々木くん・清美ちゃんは、
気づきました。
「ごんぎつね」のタイトルの読み方も、
練習しました。
絵本の読み聞かせは、タイトルの読み方で、
「勝負あった」なのです。
彰宏より
P.S.
次回11月3日(日祝)の【ワークショップ 声の出し方塾】のテーマは、
「優しさに包まれる声を出す7つの方法」です。
◆【中谷塾】ワークショップ
(【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから)