手紙を書いて、読んだら、もう他人じゃない。
2014年01月22日(水)
親愛なる君に
本を読んでくれた人から、お手紙をもらうのはうれしい。
運命の出会いがあります。
年齢は、〈我が意を得たりと、膝を打った〉78歳の方から、
〈60歳、大学生〉という方、
〈6年2組の市原寛也と申します〉
という小学6年生まで、4世代。
市原君は、夏休みの読書感想文に選んで、書いてくれました。
手紙の冒頭も、ドラマを感じます。
〈はじめまして〉〈こんにちは〉から
〈このたび〉という硬めのものまで。
〈今、秘密の恋をしています〉から
〈中谷さんに、抱かれたいです〉まで、
ドキドキします。
〈知り合い以外に、手紙を書くのは初めてです〉
〈作家の方に、手紙を書くのは初めてです〉
〈そもそも、手紙を書くのが初めてです〉
やっぱり、ドキドキします。
彰宏より
P.S.
〈中谷さんに、守られています>
僕も、君に守られています。