親愛なる君に

「教養をつけるには、どうしたらいいですか」
と、聞かれました。
【中谷塾 セミナー・教養塾】で、教養の基礎問題を作って、
プリントにして問題を解いてもらいました。

教室が、沈痛な空気になりました。
Ａ４で、３枚も作ったのに、みんなのペンがまったく動かないのです。
皆目わからず、時間を持て余していました。
みんなは、難しいと感じていますか、
どれも、基礎中の基礎の問題ばかりです。
みんなは情報は得意だけど、教養は勉強していないのです。
情報と、教養は違います。

【１】情報は、好きなジャンルだけ。
　　　教養は、文芸・音楽・絵画・演劇・建築・彫刻・舞踊。
【２】情報は、新しいものが勝負。
　　　教養は、古いものが勝負。
【３】情報は、ネットで簡単に手に入る。
　　　教養は、勉強に時間がかかる。

「教養のある恋人とつきあうには、どうしたらいいですか」
自分で、コツコツ教養をつける勉強をすることです。
美術館に行っただけで、教養はつきません。
自分がいかに教養がないかを知ることが、
教養の勉強のスタートです。

彰宏より

P.S.
【教養塾】の授業をまたやったほうがいいかどうか、聞きました。
「やってください」ということなので、やります。