目に入ったポスターで、宇宙まで行ってしまった。
(【大人の遠足塾】東京タワー編【2】)
2018年02月12日(月)
親愛なる君に
【東京校ワークショップ・大人の遠足塾】の楽しみは、
たまたま目に入った道に入り込んで、
どんどんそれていくところだ。
【東京タワー】大展望台の空中から、水族館の水の中に潜った後、
フットタウンで食事をしようと、1階の階段から2階に上がろうとした。
その時、目に入ったのが「人類はついに、東京タワーから宇宙へ。」
というポスターだった。
上りかけた階段を降りて、地下へ。
「新体感アトラクション『メガスター・ジャーニー』」
なんだか分からないものには、とにかく行ってみるのが、【中谷塾】だ。
ゴーグルと両手両足に器具を装着。
6人ずつ、乗り込む。
すると、目の前に、ヘルメットをかぶった仲間の姿が見える。
事前に分からなかったけど、1人ひとり、色が違う。
「こんな時にも、先生は、隊長の赤を着てるのが、さすが」
と、初参加の理絵ちゃんが感心している。
ナビゲーター「時空エレベーターガール」エリカの指示に従って、
エレベーターに乗り込む。
エリカが、『コブラ』に出てくるようなセクシーロボットで、
ちょっと好きになってしまう。
自分の体を見ても、ヘルメットと手と足しか見えない。
おぼつかない足取りで、さっき展望台に上ったエレベーターに乗ると、
エレベーターがぐんぐん上がっていく。
とうとう頂上を突き抜けて、空高く上がる。
東京タワーが下に小さく見える。
頭を振ると、360度、世界が見える。
仲間の安否を確認。大丈夫、全員無事。お互いの会話は聞こえる。
突然、僕は隊長としての責任感が湧いてくる。
そのまま、月面に着陸。
今度は、2台のポッドに3人ずつ分かれて乗り込むように指示が出る。
この時、緊急事態が発生。
3人乗りのポッドに、灯香隊員が4人目として、乗り込んでしまった。
これは、きっと乗り込み人数制限で、とんでもない事態が起こることを
覚悟した。
そこから先は、もう体験した人にしか、説明不能な展開。
ようやく地球に戻ってきた時、
後ろの真ちゃんたちのチームの安全が気になった。
真ちゃん・エミちゃん新婚夫婦に、女子が4人。
男子は、真ちゃん1人。
女子の叫び声に聞こえるのは、本当は真ちゃんの声かもしれない。
降りてきた真ちゃんは、まさに宇宙から帰ってきたかのようだった。
みんなの顔が、上気していた。
地下1階から2階のレストラン街に上がる階段が、
とてつもなく重力を感じた。
エミちゃんに何が食べたいか聞いた。
「カツ丼が、食べたい」
みんなで、カツ丼&ざる蕎麦セットを食べた。
宇宙から帰ったら、きっとカツ丼&ざる蕎麦を食べたくなるだろうね。
【大人の遠足塾】は、とうとう宇宙まで、行ってしまいました。
真由子ちゃんは、もう1回、展望台に。
浜松町まで、タワーを振り返りながら歩いた恭子ちゃんは、
「東京タワーは、振り返ってみるのもいいですね」と味わっていました。
彰宏より
P.S.
【大人の遠足塾】は、行く先を事前に決めないで、
ミステリーツアーのように、
どっかへ行くという形でもいい気がしてきました。
東京タワーに行く予定で、宇宙まで行ってしまったんだからね。
3月の【大人の遠足塾】は、3月3日(土)ひな祭りの日の17時から。
また何かが起こる予感です。